意を決してプロショップの敷居をまたいでみたものの、ここで立ちはだかる予算の壁。
カーオーディオは沼にハマるとキリがないので、車両の価格から割合で限界ラインを決めてお金をかけるといい、という説に則り、2016年式グレイスハイブリッドEXの新車価格(238万2000円)の20%、47万6400円・・・まぁだいたい48万あたりを上限予算としてカーオーディオに突っ込もうと考えていた。
以前の車なんて、1万2000円のヘッドユニット、DEH-780に5600円のスピーカー、
TS-F1730だけだったので、ステップアップというより、もはや沼に助走をつけて飛び込むレベルですよ。
NR-MZ100premi+スピーカーのKFC-XS1700等で22万2000円、残り25万ちょっと。
単体パーツで一番高額なサウンドナビはもう付いてるし、総予算50万近いわけだし
それなりのセットを組めるのでは無いだろうか。と考えていたのだが・・・。
試し見積もりで提示された金額はいきなり予算オーバーで33万・・・
グハッ、プロショップはフルプライスと聞いてたけど、思ってた以上に費用がかさむ。
なんとか妥協出来る部分は無いか探してみることに。
引き直すスピーカーケーブルはメーター600円くらいの安めの線を合計16m、電源は当然バッテリー直。サウンドナビの設定調整。まぁここは削りようがない。
要のサブウーファー、車内サイズを考慮してKICKERの25cm、TCWC104。
なぜKICKER推し?と聞いたら店主こと職人曰く、
「KICKERの工場に見学行ったけれどKICKERはこだわりが凄い、この値段で売っているのがおかしいレベル。シート下に納まるようなサブウーファーだと早くて1週間、pioneerの5万くらいのだと1ヶ月くらいで飽きてくるが、KICKERはなかなか飽きが来ない低音」
だという。KICKERの工場って、つまり海外まで見学に行ったのか・・・。凄いなこの人。
実はpioneerのTS-W2520+UD-SW250Dあたりを検討していたので、1ヶ月で飽きる発言にギクッっとする。そこまで言うならちょっとKICKERを試してみたい。
リアスピーカー、音場の補正用にリアも必須だというのでひとまず今付いてるKFC-XS1700を後ろに回し、前はKFC-XS1703という試案。しかしXS1700より能率が低下してたりして、後継機だけど性能が上がっているとは言い難いんだよなぁと難色を示したところ、職人がニヤリとしつつ奥から出してきたのがアルパインのDLX-F177(中古)。これなら3万で提供できる、と。
長期間にわたり後継機を作る必要が無かったほど完成度の高い傑作スピーカーらしい。以前の所有者はもっと上のスピーカーに替えたため、余って引き取ったのだという。しかしアルパインのスピーカーは完全にノーマークだったので、実は全然知らないッス・・・。ただ、端子も金メッキで、付属ネットワークが弁当箱みたいに馬鹿でかく、ただならぬ雰囲気を感じる。ツィーターも一回りデカイ。
これはまさに渡りに船。これで予算を抑えつつ、フロントスピーカーのアップグレードも達成できる!
デッドニング、オーディオテクニカAT7505R。
これだけで3万以上するほど価格が高い。ただし効果も非常に高いらしい。
以前の車ではレジェトレックスを自力で貼って、効果は一応あったがボヤけた音になってしまったので、デッドニングに関しては職人の知見に任せる事に。
現状でも音量を上げると内装がビビり出すため、デッドニングは外せない。
外部アンプ、pioneer GM-D7400、GM-D7100。うーん、予算のしわ寄せは主にアンプに来てしまった。しかし消費電力は軽いので車への負担は小さいハズ。サイズも小さいのでスペースを取らないし。
これで幾分か下がったが、それでもやはり予算オーバー。
しかしこれ以上削れそうな場所は無いし、ここから無理に削ったら、いい音は出なくなって満足度が大幅に低下しそうな予感がする・・・。
そして、キツイけど頑張れば決して出せなくはない予算オーバー分・・・
いや、でも今後数ヶ月、いろいろと出費がかさむ予定があってだな・・・。
・・・・・・ I CAN FLY!
私は沼に飛び込んだ
Posted at 2017/12/10 04:41:35 | |
トラックバック(0) |
カーオーディオ | クルマ