ダッシュボードへのアルカンターラ貼り①

起毛生地のアルカンターラ系生地のダッシュボード貼り付けを行いましたので、頑張ってトライした記録に、施工要領をアップして置こうと思います。

まずは、ダッシュボードを裸にして、丸洗い
そして、軽く#240位のペーパーで、目荒らし加工を行います
これは、スプレー糊の食いつきを良くさせる効果があるようです
塗装と同じで下地処理が大切という事になります

使った道具は、サンドペーパー
#240と#400
あと、塗装時と同じ、シリコンオフ
これは必須ですね
そして、感じの貼り付け作業の主役になる、スプレー糊
ネットで調べてもこれが一番良いとのこと
3M製の99番
あとマスキングテープと新聞紙

まずは、大まかに生地の寸法を採寸
少し大きめに切り取って、新聞紙の上に
生地の裏表を確認して、軽くスプレー糊をまんべんなく振り付けます
ウニウニウニぃ～
同じ要領で、貼り付ける側のダッシュボードにもウニウニとスプレーします
特に角付近には丁寧に

15分ほど放置して、手に着かなくなる事を確認したら、接着作業に
でも、これはあくまで、仮貼り付け
各部の大きさ、曲面を確認する作業と、引っ張り具合の調整を大まかに行います
ここで大切なのは、糊がある程度乾いていること、いきなり引っ付き過ぎると、しわしわに成って来ちゃいます

でぇ裏面は、少し織り込んで、カッターで切り飛ばす感じですね

確認が完了したら、半分位までめくって、スプレー糊を再度、ふりかけます
今度は、本貼り付けになるので、糊の塗る範囲と噴射量、要領をイメージしつつ、一気にやります
あまり、大量の範囲に塗りすぎないのが良いかも知れません

そして、このような部分の造形は、最初にデコボコ部分を爪でしっかり型を付けてあげ、不要な部分をカッターナイフで切り取ります
その折りに、このようなスクレーパーでカッターの当たり面をアシストしてあげるのが良いかと思います
ポイントは、カッターナイフの刃をケチらず、マメに先を折ることかと思います
これは、壁紙やフスマとかの貼り付け要領に似てる気がしますね

裏面の不要な部分を綺麗に切り取って、完了となります
やってみて、思うことは、考えてるより案外簡単かもって事ですね
それと、今回はアルカンターラ系の伸びのない生地を選択しましたが、スプレー糊が付くことで、生地に少しだけ伸縮性が生まれるようです
なので、生地の折り目方向を意識しながら、シワを伸ばしながら貼ることが良いかと思います