DIYでアライメント調整は、ハマると大変

以前から、足回り交換は、いつもDIYですし、可能ならアライメントも自宅でと頑張っては居るものの、やっぱりプロの機材で確認もしたい(汗)
でぇ、お願いして作業してもらったのに、どうもしっくりこない．自分の腕が更に劣化して、正しいインフォメーション感じられないのか(汗)
そんな悩みと葛藤しながら、お友達に相談したら、アライメントを一緒に確認してみようってことに

写真は、まささんの自宅ガレージにて、彼が買ったと言う、高級アライメントゲージで、確認してもらうことに
まずは、空気圧をしっかり合わせて、水平な位置で、車高を測定＆調整
その上で、キャンバー測定＆調整をしたのち、最後にトゥを調整
その各ステップで、クルマを少し動かして、異常がないことを確認して、またゲージをセットしての繰り返しです
面倒だけど、確かな方法です
このメープルのA-ONEゲージ、なかなか精度も確かだし、理にかなった作りになってると思います
この作業でわかったことは、プロに調整してもらったので、安心してたけど、アームのカムボルトの締め付けトルクが、何箇所か不足してたこと(汗)
車高も、ガソリン残量の影響もあるけど、結構バラツキがありました．
名誉のため、非公開ですが、依頼先のプロは、タイヤの空気圧調整をせずに、アライメントしていたような(汗)
ブッシュの１G締めも影響してると思われます．

これで、納得のハズでしたが、自宅に戻って、レーザー水平器で、ガレージで水平を保った状態で、空気圧を合わせて、車高を確認すると、なぜだか、１箇所だけ車高が、3mmも低い(汗)
翌日に計測しても、やはりズレてる
気になりだすと、どんどん気になる(汗)

スイフトのアライメント調整のためということで、A-ONEゲージを拝借して、自宅で、トライすることにします
毎回、空気圧を確認し、車高を測定調整、調整箇所が変わらないように、ボディにマーキングして計測
ゲージをセットして、計測、調整

追い込んだはずなのに、１週間後の週末に計測すると、また、車高が狂ってる(汗)
色々確認しても分からないので、きっちり、寸法取りをするところから、再スタートします
まずは、まささんがしてくれたように、車高調のプリロードと全長調整ネジの長さを図り記録．
ステアリング左右１回転時のキャンバー角でキャスターを計測
更には、ブッシュの１G最締付け
メジャーにてホイルベースも計測
色々確認した結果、ダンパーのプリロードが左右で、かなりズレてました(汗)
全長調整したつもりが、プリも変化していたのかも(汗)
あと、キャンバーキャスター測定時には、デジタル角度計でも、同時計測して読み違いが無いかを確認
ステアリング左右切れ角のズレも、ボスを抜いて、スプラインを指し直して修正し、改めて、すべてを計測調整することに･･･
あ～面倒くさい(汗)

結果は、あってるハズのホイルベースが左右で、約5mmも違ってる(汗)
プリロードは、先程のとおり約3mm違う
車高もやっぱり、ズレてる、１G締めでの効果なのか？

緩めて締めてを繰り返すたびに、忘れないように、トルクレンチで、しっかりトルク管理も行って(汗)

お盆休みと言うか、夏休みの工作は、昨年取付たエアコンもあるので、終日A-ONEゲージで遊んで、終わりになしました(笑)

まだ、もう少しだけ、追い込みたい部分はあるのですが、概ね、数値的に納得かな
あとは、ホームコースを走らせてみて、どんな印象になってるのか

これでも、もしダメだったら、もう、自分でDIYするのは、辞めなきゃだねと思ったり(涙)

人の借り物のゲージだけど、このメールのA-ONEゲージは、かなり、気に入りました．
安物のメジャーで図るトーインゲージでは、再現性も怪しいうえに、左右一輪づつの変化が分からないので、リヤのトゥ計測調整には向かないですが．A-ONEゲージは、そのへんが、ちゃんと計測調整が可能です
なので、ぼく的には、なかなかハマって抜け出せないのが困りもでしたが、お気に入りグッズになりました．

自分用に１セット欲しいなぁ～
それとも、このまま、借りパクする(笑)
ウソ、ちゃんとお返しします(笑)

作業の面倒くささは、仕方ないけど、NAロードスター時代の足回りにくらべ、NDは調整精度とか再現性とか、比べ物にならないほど、良くなってると感じます
今回は、人のふんどしで、なんとかって言う作業メモでした(チャンチャン)