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2017年12月23日

【解説】Be a driver.2017最終戦・特別メニュー②

【解説】Be a driver.2017最終戦・特別メニュー② Be a driver.な2017最終戦に参加された方も、そうでない方もこんにちわ。

前回の解説のつづきですd(^_^)

決められた通り(進入速度、ブレーキングポイント)にしたがってパイロンに沿ってコーナリングしますが、タッチ_さんが約1.0Gで曲がっているのに、参加者は0.9Gとか0.8Gに旋回Gが減ってしまいました。



なぜこういう事が起こるか?なんですが、当日を少し思い出しながら読み進めて下さい。

先ず1.0Gの限界コーナリングなんて初めてなのでイキナリ上手く出来る人など滅多に居ないワケですが、前回解説の通りにアンダーを出して大回りしたり、パイロンに付いて「上手く曲がれた!」と思ったらGが1.0Gに届いていない。なんとか届かせようと試行錯誤をしたけれど、大回りかG不足かのどちらか、になってしまう。。。なんてところまで経験出来た人は、主催者の狙い通りの体験が出来たことになります。(^_^)b

ここで、ハンドルを切る「タイミングが…」「量が…」或いは「ラインが…」なーんて考えて、それが上手く出来たら1.0Gが出せるだろうと思っている人は、この解説を良~く読みましょうね(笑)。廊下に立ってなさいなんて言わないから(爆)

理由は前回解説のフルブレーキングで述べたことと全く同じで、ハンドルの切り方なんです。

i-DMが青ランプ(良い)、白ランプ(ダメ)というアレですね(笑)。

ブレーキングがそうであるように、ハンドル操作もその善し悪しで最大旋回Gが変わってしまいます。旋回Gはカーブの半径と通過速度で決まりますから、旋回Gが足りてなければ「もっと速度を上げて曲がらないと!」と思いますよね?しかしもし貴方のハンドル操作で出せる最大旋回Gが0.8Gなら、速度を上げて1.0Gの旋回Gが出る条件でハンドルを切れば、貴方の限界である0.8Gを超えようとした瞬間、クルマはラインを外れて大回りになってしまいます。前回の解説の通りね(^_^;)。

というワケで例え1.0Gの領域であっても「はじめゆっくり徐々に速く」の運転操作は常に必要なのです(^_^)b。
90km/h以上からフルブレーキングして旋回なんて初めてでしょうから「操作が追い付かない」「もっと素早くハンドルを切らないと」なんて思った人も居たかもしれませんが、そうではないのです。大体スピードが上がると運転操作も速くなるというのは、あまりお上手じゃない方にありがちな話でww

二度目の同乗走行のときに「ボクの運転操作を見てて」と言った理由がコレですが、参加者のブログで「素早過ぎて良く見えなかった」なんて書いている人は、残念ながら気付かなかったのでしょうね(苦笑)。他方1.0Gの減速→旋回をしつつも「意外にハンドル操作が速くない」と気付いたなら上出来ですd(^_^)。ただそれを真似てハンドル操作をゆっくり行なったら、ハンドルを切る量が減って大回り、なんて経験をした人も居たかもしれませんが、、、A^_^;)
この画像を見れば判る通り、ブレーキングポイントからターンインを始めるパイロンまでは、傍から見れば結構な距離があるように見えますよね?しかし実際に走った人は90km/h以上で突っ込んで行ったらあっという間と感じた人も多かったのではないでしょうか?
しかしそのあっという間のあいだwの、適切なタイミングでハンドル操作を開始できないと「はじめゆっくり徐々に速く」が「はじめから速くその後も速くw」になっちゃうワケ(^_^;)。

これがLate and First(遅れたから速く)という話で、運転操作は常にEarly and Slow(早めにゆっくり)でないとダメですよ、という話。(^_^)b

さてi-DM(青ランプ)からG-Bowl(G一定)が大事ときて、またi-DM(青ランプ)が大事に戻ってきましたが、じゃぁそれがキッチリ出来れば1.0Gコーナリングが出来るのか?というと、実はまだプラスの要素があります(苦笑)。
参加者のターンインの瞬間を出来るだけタイミングを合わせて、タイムフレームも統一して並べたものですが、ターンイン直後のクルマの向きに着目して下さい。

ボクのコーナリングはほぼ1.0G弱のモノなのでそれを基準に比較して頂ければと思いますが、ターンインした直後にクルマが「クルッ」と向きを変えている様子がイメージ出来るでしょうか?(^m^)
自身が運転してなかなかクルマの向きが変わらないという経験をした直後、2度目の同乗の際にその「クルッ」とクルマが旋回する動きに驚いた参加者も居たようですね。

参考:ヨーコントロールの話(もっきーさん)

ボクのブログじゃなくてアレですが、もっきーさんなら怒らないだろうw、当日なかなかクルマが曲がらずにハンドルを切ったまま辛抱を強いられた覚えがあって、ボクのアテンザが一瞬で向きを変えた動きを感じ取れた人なら、そのブログにもっきーさんが書いていることがきっと理解出来るでしょう。

で、そのヨーコントロール。クルマをクルッと旋回させるハンドル操作も、やっぱりi-DMの青ランプ(走行タイプ1)だったりします(^_^;)。

ハンドルをスッと切って、早いタイミングで青ランプが点くようになると、限界域でもボクがやって見せたようにクルマがクルッと旋回する、あの動きをするようになるのです。それがもっきーさんがブログで書いているヨーコントロールに通じるステアリングワークなんです。

ボクが「i-DMの青ランプに拘れ」と言っているのは、そういうワケd(^_^)。

別にね、1.0Gのコーナリングが出来なきゃダメ、なんて話は無いのですが、クルマが極限状態になると、成るようにしかならないワケA^_^;)。0.3Gとか限界の範囲内で、あぁでもないこぉでもない、どれが正解?なんて悩むのは、成るようにしか成らない限界領域を知らないからなんです(苦笑)。
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Posted at 2017/12/22 00:22:13

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この記事へのコメント

2017年12月22日 13:00
こんにちは。前回に引き続きとても興味深い考察、ためになりました。本当につくずくあの場で体験できなかったことが今更ながらに悔やまれます。
現場でのいろいろな画像を観ていて思うことは、やはりタッチ_さんのブレーキング技術が際立っているなぁ〜と。同乗させて頂いても感じることですが、止まるブレーキングと曲がるブレーキングをちゃんと使い分けが出来ていることですね。これは限界走行でのクルマの姿勢に現れていますが、4輪をしっかり使ったブレーキング出来ていることが伺えますね。1Gも4輪で綺麗に荷重を捉えているからこそ、そこから旋回していく時のヨーの動きも、その減速Gを使いながら綺麗に横方向に移行させて行き、クルマが自ら旋回することを促す方向で綺麗に制御出来てる感じがします。おそらくステアリングもタイアの横Gを感じながら、それを受け流すような操作をしているんでしょうね。特に限界近くなるとちゃんと4本のタイアを使ったブレーキングが出来ていないとクルマも思った通り動いてくれませんし、狙った通りのラインでコーナリングすることも儘なりませんから、やはりコーナリングも最終的にはブレーキング技術に尽きると言えますね。
おそらく殆どの方は、ブレーキング時のフロント荷重が大き過ぎて、コーナリングに必要なリアの荷重が不足して十分な旋回Gが得られていないように思います。さすが上位御三家は、結構タッチ_さんに近い感覚でクルマを動かせているような感じがします(CXはちょい旋回重心が高くて苦労しちゃいますが😅)。この辺りは、0.5Gでも蒼壱ブレーキがつくような技術が最低限でも必要になるのかなぁ〜🤔。

また、タッチ_号のタイヤを撮った画像が物語っていますが、きっちりトレッド面で真っ直ぐにGをこなしているから、そのGが逃げることなくタイヤが効率よく仕事して、サイドウォールなどに余計な負担が掛っていない効率的な走り方をいるのがよくわかります。タッチ_さんの走りは、俗に言う4輪が沈み込むようなブレーキングとコーナーリングって感じでしょうか。
目指すべきは、こんなドライビング技術ですね。来年もまた楽しみです😁。
長々と失礼しました🙇🏻‍♂️
コメントへの返答
2017年12月25日 12:31
いやー、参加できなくて残念だったでしょ(笑)。

まぁボクはお手本なのでボクの腕前はどーども良いwんですが、設定した条件でお手本は走れるのに、自分は同じように走れないという事実を先ず確認して貰うのがひとつ。

これでどこかに何か違いがあるということは理解できます。

じゃぁその違いは一体なんだ?については、こうして後で知識面でのフォローをするワケですが、これを読んで「よし!じゃぁもう一回!」が一年後というのが悩ましいところです(苦笑)。

とはいえ、自分の何がどう悪いのかがよしんば解ったとしても、今もう一回走ってその悪いところが直せるか?というと、基礎が出来ていない人は絶対に直せないので、まぁ一年間i-DMとG-Bowlアプリと睨めっこしながら頑張りましょう♪って話です(^_^;)。
2017年12月22日 17:24
こんばんはー(≧∇≦)とても勉強になります!
まだまだ頭と体の理解が追いついてないのですが、タッチ_さんの同乗走行の体感と自分の運転が全く別物でした。
当日の僕の中では車は転がるイメージしかなかったのですが、同乗走行では一言
グギゥーーーゥィーンてな感じ?
(文章能力ないので暖かく見守ってください)
実際は曲がるし、曲がりたい方向に車が向いて進んでいる印象?
自分で運転してみると外に向かう力をとても感じました。
初めての世界でとても興味深い体験でした。
来年もとても楽しみですが、それまでにたくさん勉強、練習します^_^
コメントへの返答
2017年12月25日 12:34
こんにちわ♪

最初の同乗はきっと未体験ゾーンの初体験で何が何だかわからなかったと思いますが、盛大にアンダーを出して「ハンドルを切っても曲がらない」をご自身で経験した後は、再度の同乗走行でもアテンザのあの動きは結構、ショッキングだったと思います(^_^)b

来年は「あのクルッてクルマが旋回する動き」をご自身で再現できるように、普段からi-DMの青ランプに拘って運転しましょう(笑)。
2017年12月23日 14:29
こんにちは。
分かり易い解説ありがとうございます。
特別メニューは普段では経験できないことばかりで、とても楽しかったです。
一瞬の操作で自分がどうだったかなんて覚えていませんが、なぜか意外と回れたようです。Gが足りませんので「はじめゆっくり徐々に速く」を意識して練習していきたいと思います。
i-DMアベのMAXが4.9でしかも短期間2回のみですので、1年後にはコンスタント5.0を目指し練習します。
コメントへの返答
2017年12月25日 12:40
こんにちわ♪
実は爺じさんは初体験で比較的上手にクルマを曲げられた数少ないひとですd(^_^)
オープンにされたログは0.9Gを少し超えるくらいのGが記録されていますが、アンダーも出ていて、ハンドルを切って辛抱している状態、タイヤが限界に達しているから0.9Gを少し超えたんですが、走行ラインを上手くパイロンに沿わせているので、初心者がイキナリやれるベストの走りにはなっていましたょ。
ただ、その壁を超えるのが滅茶苦茶大変なので、引き続きi-DMの青ランプに拘ってハンドルを握って下さい♪

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「@5Mame さん、気付いてよかったです。
忘年会には出るのに本戦には不参加?と、不思議に思ってました😅」
何シテル?   11/07 15:10
タッチ_@i-DMsはタッチ_の嫁ですw みんカラのグループ「インテリジェント・ドライブ・マイスターズ(i-DMs)」の管理用に旦那が使っていますが、アタシは...

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