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2018年07月27日 イイね!

運転の「上手い」と「速い」の関係

運転の「上手い」と「速い」の関係世の中の多くのクルマ好き、運転好きの間でも、意外に理解されていないこの話題(苦笑)。

特に世のクルマ好き、運転好きな連中はスポーツカーなど高性能なクルマに乗りたがるので、特段クルマに興味のない普通のドライバーが乗る高性能ではない普通のクルマに比べたら、まぁ簡単に速く走れちゃったりします(笑)。

それで「俺って運転が上手い!?」と思い込む輩は大勢…というか、ほぼ全てのクルマ好きは必ず一度はそう思い込むと思います。

ハイ、ボクも一度はそう思ったことがありますからA^_^;)。

そんな勘違いは、サーキットなどで本気で速さを追求するなどの経験でもしない限りはなかなか気付かないのですが、最近富に思うのは、別にそれに気付かず、ずっと勘違いをしたままでカーライフを終えた方が、ご本人にとっては幸せなことかもしれないなー、、、とか(爆)。

とはいえi-DMsのグループ活動なんかをやっていると、別に上記の勘違いを「許さないぞ」なんて思ってないですが、参加者は自然とそういった勘違いに向き合うことになりますA^_^;)。

というワケで今回の話題は「上手い」と「速い」の関係です。(^_^)b

i-DMsではBe a driver.なオフミと称してi-DMとG-Bowlアプリを組み合わせて「上手さを計る」というのをやっています。コースがワィンディングの場合、上限Gを0.3G、最高速度は65km/h以下という条件(縛り)の中で走って競うワケですが、、、

この条件を守る前提で複数の参加者が走ると、面白いように上手い人(参加歴の長い人)とそうでない人(参加歴が短い人)の間で顕著な差が現れます。

参加歴の長い人ほど、走行したときの区間タイムが短い。つまり「速い」です。

上限Gが0.3Gですから、減速も旋回もこのGの範囲内に収めるルール(前提)です。そして最高速度も65km/hと制限しますから、言ってみれば直線もカーブも制限速度があるようなものです。
制限速度を参加者全員が守って走るワケだから、誰が走っても同じような区間タイムになる、、、と思うでしょ?(笑)

ところが現実にはなりません。上手い人は速いです。

じゃ具体的にどんなところに差があるのか?というと、、、

ひとつには0.3Gという限界Gを使い切れるか否か
もうひとつは0.3Gという限界Gの使い方。つまりライン取りです。

0.3G&65km/hに加えて公道なので車線は守りながら、やっている中身はサーキットのタイムアタックと本質的には変わらんワケです。

よって「上手いヤツは速い」「速いヤツが上手い」が成り立ちます。これがひとつ目d(^_^)


、、、ということはふたつ目の話があります(笑)。


旋回Gがカーブ毎の制限速度になるというのは物理法則なので誰もこれには逆らえない(苦笑)ワケですが、じゃぁ公道で0.3Gとかって決めごとを守るのではなく、クローズドコースなどでクルマの限界性能で走っても良いとなったらどうでしょう?

これは昨年12月にキョウセイ・ドライバーランドというクローズドコースで走ったときのモノですが
ボクがほぼ目いっぱい、アテンザの性能を引き出して走ってみたところ、概ね1.0Gが限界でした。

このログを最新の躍度表示バージョンで表示すると
こんな感じになります。瞬間最大減速Gは1.03G
因みに躍度の最大値は2.08G/sでした。

そう、公道で0.3Gとかって上限を決めるのと同じで、クローズドコースで自由に走ってイイとなっても、結局はクルマ(≒タイヤ)の性能限界がGリミットとなって、誰もそれを超えることは出来ません。

よって、クローズドコースを限界で走って速い人も、その理由は先に説明したGを使い切れるか?とそのGの使い方が上手い人というところまでは全く同じです。

全く同じなら、じゃぁなんでふたつ目なのか。本題はここからです。d(^_^)

これは昨日お友達になって貰ったw、たくみレーシングさんが何シテル?に投稿されたモノです。最大減速Gに注目ww
御覧の通りです。(^_^)b

クルマの性能限界はつまり物理限界なので誰も超えられないと述べましたが、ドライバーによってそもそもの限界が違うのです。

その違いがドライバーの何によって生じるか?といえば、そら上手いか否かです。

公道で0.3Gリミットという決めごとで走る場合、Gオーバーして0.35Gとか出ちゃうのは下手クソだからwですが、クルマの性能限界で走って良いとなると、上手い人はGリミットが大きいのです。

それはまるで、普通の人は0.3Gリミットで走るけど、上手い人だけは0.35Gリミットで走って良い、という決めごとをするようなものです。そしたら普通の人は上手い人に絶対に勝てませんょね(苦笑)。

尚、この限界領域でのGリミットの大きさはドライバーの腕に加えて、クルマの性能という要素もあります。たくみレーシングさんのログは彼の腕前に加えて、クルマ(BRZ)やタイヤといった要素もあります。スポーツカーが速いというのは本来、この限界性能が高いところに価値があるワケですから。別に減速Gが小さいのはアテンザ+レグノだからと負け惜しみを言っているワケではないですょww

だから逆にi-DMsでやっている0.3G縛りのルールというのは、クルマが本来持っている性能差が競技結果に与える影響を小さくする効果もあります。
高性能なクルマでなくても腕前で勝てるルールというワケ(^_^;)。

じゃぁ、限界領域でGリミットが大きい人と、そうでない人との違いは一体なんなんだ?というと、そら運転操作の違いしかありませんよね?だってブレーキングなんてブレーキペダルを踏むだけなんだし(苦笑)。そうi-DMが青ランプ(◎)、白ランプ(×)とやっているアレですね(^_^;)。

ハイ、以上の説明は昨年12月にやった特別メニューの解説でもしていますが、Gオーバーしてもコースアウトしないw公道で0.3Gリミットで走りながら、i-DMの評価を組み合わせている理由は、限界領域での走行条件の模倣を意図しているんですねd(^_^)。


ところで、この0.3G&65km/hという条件って傍から見ても暴走行為には程遠いお行儀の良いペースなので、「(そんな上限を気にしなければ)俺はもっと早く走れる」と豪語する人が稀にですが居ます(苦笑)。

そら旋回Gを0.4Gや0.5G、或いはそれ以上とか、直線で70km/hとか80km/hまで出しちゃえば、0.3G&65km/h縛りで走っている人より速く走れるのは当たり前(笑)。

でもそれって「みんなが制限速度100km/hで走っている高速道路を自分だけ120km/h出して『俺は周りのクルマより速く走れる』って言っている」のと同じです。そら確かに速いですが「上手いから速い」ワケではないですよね?(爆)

定めた条件を守った上で彼/彼女より速く走れて初めて「速く走れる」ワケで、定めた条件を守ったら遅くしか走れない人は「それ以上、速く走れない」んですょ(^_^;)。
Posted at 2018/07/27 02:13:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | お宝情報w | 日記

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