
レンタカー日記32回です!
今回はニッサンラティオを取り上げます!
ラティオはもともとティーダのセダン版のティーダラティオとして登場しています。日本国内のティーダの販売終了と同時にラティオも無くなるのかと思いきやなぜか独立して生き残りましたね笑立ち位置としてはもともと日産のベストセラーカーであったサニーの後継といったところでしょうか。
同社ではシルフィの下位車種として、1番小さなセダンタイプのクラスどりになっているようです。
とここまで説明してきましたが、残念ながら日本仕様は昨年末で廃止になっております。
今年2月からはミャンマー仕様が新しく登場したらしく、北米、中国、ミャンマー仕様のラインナップになっています。
(エクステリア)
トヨタが最近いかつい目つきで相手を威嚇するようなキーンルックというデザインを採用しているのに対して、ラティオは真逆のなんとも優しすぎる誰からも憎まれなさそうなデザインになっています。
今回乗ったのは前期型ですが、後期型は少し角ばったデザインちはなっています。
ボディのプレスライン自体も尖ったところはなく、全体的にどの場所も丸みを帯びたクルマです。

リアから見ると別の車に見えます
そのせいか実際の寸法よりも大きく見えるのは私だけですかね?笑
丸みを帯びたデザインのせいかとても足回りがのデザインバランスが悪いです笑特にリアのタイヤの付近なんかはタイヤがとても小さく見えるデザインで個人的には残念ですね。
忘れてはならない事この車は世界戦略車であり特に中国等のアジア圏向けに作られているので、こういったデザインなのかもしれません。
確かにアジア圏のモーターショーの写真を見ますと、フロントは厚みがあるデザインですが、リアが素朴なデザインのクルマが多い気がします。
総じて前後でのデザインバランスは悪いと評価します。
(インテリア)
インテリアはこの車独自のものがないんじゃないかくらい同社の他の車種との流用品が多いです。
インパネはマーチとほぼ同じですし、メーター周りはノートと同じです。
シフトレバー、サイドブレーキの太さもその辺りの車種と共通で、シートも確かにノートと同じだったかな?
ってくらい流用品が多そうです。

メーターの文字盤は上品さがあります
確かに乗っていて個性がなく、つまらないのは事実ですが、壊れたときの取り換えは便利でコストダウンになるでしょうし、このクラスの日産車に乗りなれている方でしたら手に触れる物が共通ってだけでも運転のしやすさにつながりますよね!
内装の印象としてはとにかくプラスチックだらけで硬いものだらけという印象です。
インパネ、ステアリング、ドアの内張、各種レバーに至るまで硬いプラスチックですので手が疲れますし、体が当たると痛いです。
しかしながら汚れにくく掃除はしやすいのと長持ちはしそうですよね!

プラスチックが多い内装
シートですが、このクラスの日産車はとても硬めです。最廉価グレードということもあるのでしょうが、トヨタ車に比べるとかなりの差があります。

フロントシート

リアは結構ちゃんとつくられてます
シートバックの左右が少し張り出しておりホールド感は若干あるのですが部分もかなり張り出していますので常に背中が伸び、背筋が正される姿勢で運転をすることになります。
長距離の運転はかなり疲れが出ます。
ラゲッジスペースは小型セダンの割には結構大きくユーティリティは高めです

ラゲッジスペース
(走行性能)
エンジンは日本仕様では HR12DEの 1.2L 直列3気筒で走りの印象としては全体的に軽やかに走る感じです。
アクセルに対するレスポンスもそれほど悪く無いですし、小排気量ながらストレスを感じない加速ができます。
しかしながら加減速に対する反応は少し雑なので巡航時に再加速を行なったり、加速中にアクセルペダルと離すと車が結構揺れます。
この辺りはクラス相応といったところでしょうか。
またタイヤ種類やの構造や足回りの構造的にカーブの前ではついつい減速してしまうのも事実です。
そんな感じでラティオを紹介してきましたが、この車はレンタカーや社用車などのビジネスカー以外であまり見ない気がします。
正確な販売データは調べていないのでわかりませんが、このクラスのセダン車はアクセラやインプレッサ、カローラなどが牽引している形では無いでしょうか。
そもそもラティオは上記の車というよりかはハッチバックのコンパクトカーに近い気がしますので微妙なクラスなのは事実ですね。
日本ではこのクラスの車は需要があまりなかったのでしょうが、海外で売れ続けるという事はそれなりにこのクラスの車の需要がありラティオが評価されているという事なのでしょう。
日本と海外では車文化も異なり、必要とされるクラスの車が異なるということがよくわかります。
皆さんもぜひ帰国子女的な(笑)この車に乗って海外の需要を体感して見てはいかがでしょうか!

後席の足元の広さも魅力的ですよー
FIN
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2017/05/05 17:47:00