だいGC8　スロットルASSY＆スロポジ交換

色々換えてはいるものの全開時の失火症状がまだ出ているだいGC8。
低速時からの本当のフル加速でしか出ない症状なので雪山や普段乗りでは大して気にならないのだが、夏山でのテクニカルでは全く勝負にならないので何とか早めに突き止めたい所。
虱潰しに行くしかない。

先ずはスロットルASSYを優良ストック品へ交換。
これにはスロットルポジションセンサーも取り付いているので一緒に確認出来ます。
スロポジ不良で燃調や点火時期が狂うし、スロットルバタフライの不良でアイドリング時の吸気量の計算がISCVとの連動で狂います。

今回一番怪しいと思っているのがスロポジです。

スロポジの良し悪しは電圧を計測しないと判りませんが、スロットルは空に翳すと新月のように光が漏れていました。

スロットル交換しました。
少し気になったのは、本体に繋がっている水回りのホースからLLCが出てきませんでした。

もうエンジンガスケットが抜けているので、排気が水回りに混入してしまっています。スロットルなどの高い位置にはエア溜まりが出来てしまっているようです。

EJのスロットルは全閉で、チョーク機能は無さそうなのでアイシング防止位の機能でしょうが、ISCVへの水路も同様ならアイドル不調の原因になっている可能性はあります。

あとはイグニッションコイルとパワートランジスタ。
ここも、洗車時などにうっかり濡らすと漏電して2発や3発になったりしてました。
コイルそのものの塗装が殆ど剥がれてしまっていたせいだと思います。
これも新品ではありませんが、コイルを再塗装しておきました。

あとはブーストセンサーへ圧を導くソレノイドバルブ。

本当はプラグコードももう結構古いのでこれも交換したい所。

外したイグニッションコイル。
サビサビです。

この辺の補機類団地は全てストック品に交換が済みました。

あと換えていないセンサー類はカム/クランク角センサーくらいかな。
これで完調にならないなら、センサーや補機類のセンはほぼないのでエンジンのOHに望みを託すのみです。
まあその事が無くてもどうせやるんだけど。。。

全開時にオイルが上がり過ぎてるので、失火しても全然不思議じゃないんだよな。

最後にダイアグスイッチでDチェックモードを実行。
エンジンチェックの履歴を消してまた様子を見ましょう。
乗り回してる暇が無いので部品交換の結果が判らんな。

ただ、ちょっとその辺を試運転しただけでは何の不具合も無し。
直線でのフルスロットル走行でも不具合出ず。

取り敢えずこれで来週継続検査を受検しよう・・・今回で10回目の車検です。