2023年02月03日
車用の照明ではないのですが、
玄関灯をLED照明に変えたのですが、この冬の寒波で点灯しなくなったのです。
1)仕方なく、玄関から外したLED照明を外し、家の中で実験すると普通に点灯しました。
2)なぜ点灯しないか考えましたところ、「LED照明の内部のDC電源部は寒気に弱い」と判明しました。
3)通常売られているLED照明機器の温度範囲は0℃~+40℃です。
4)朝晩の冷え込みで点灯しなくなっていたのです。
5)ググってみると低温用のLED照明がありました。-30℃~+40℃型です。
冷凍庫の照明に使われているようですね。
6)密林で電球型の物で2000円ほどで売られていたので、ポチりました。
この話題に興味のある方へ--
■LEDチップそのものは、低温に強く、極寒でも使えるのですが、
+3VをLEDに供給するDC電源は極寒に弱いのです。
つまり、AC100VのLED照明はLEDの前にDC電源がありますが、ここに使っている部品の中でコンデンサーのインピーダンスが高くなり、発信回路が止まってしまう様です。確かに一般的なACアダプターやPCのデスクトップの電源も0℃以下で発信しなくなる現象があります。そのため電源供給されなくなり、LEDチップは点灯しない様です。
■車内の場合は、DC電源をバッテリーに頼っているので、この現象はありませんが、DC-DCコンバータ回路で+12Vから+3Vを作って動作するものは先に述べた照明器具の様に点灯しなくなるものが有っても不思議はありません。
以上ですが、低温では特別仕様の電源でないと機材が動かなくなることに注意しましょう。
Posted at 2023/02/03 11:53:54 | |
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