以前にご紹介した事のある
N13パルサー
このN13パルサーの姉妹車ですが、外観は全く姉妹車とは思えない車です
今回はEXA(エクサ)です
EXAとしては二代目になり、初代N12ではパルサーの派生車としてパルサーEXAと名乗っていました
二代目になるタイミングで派生車から、姉妹車の扱いになり、パルサーの冠名が外れました
初代が発売された頃は中学生くらいでしたが、実にフェンダーミラーの似合わない、ミライ的な車だなーと思ったものです
86.10月
EXA
太刀魚の皮みたいな、アルミ板みたいな
とにかくメタリックな表紙です
状態はいいのですが、ほんの少しのシワでも目立ってしまいます
横長のカタログで保管も厄介なのですが、よくぞ今までグニャっと潰れずに形を保っているものです
名古屋の専門学校に通っていた頃に住んでたアパートの近くのチェリー店で手に入れました
この車、ボディ形状が2種類あり、キャノピーと呼ばれたクーペのリアゲートを取って、樹脂の屋根をはめたようなボディと、セミノッチバッククーペの2種類です
こちらはキャノピー
屋根がストレッチされ、テールランプに合わせて、スパッと蒲鉾みたいに切ったようなリアビュー
リアゲートはまるごとガバッと開きます
こっちはクーペ
フロントマスクは2種類とも同じデザインで、リトラクタブルライトです
特徴として、助手席側のライトのみ「NISSAN」と刻印がありました
割と左右対称が車の基本的なデザインですが、目立つ箇所にアンシンメトリーを入れてあります
デザインは日産の北米法人「日産デザインインターナショナル」"NDI"が開発したものです
内装
同じN13でもパルサーとは少しデザインが違います
ズームしてみます
ダッシュボードのセンターには電圧、油圧のメーターが鎮座します
フェアレディZみたいなサテライトスイッチを採用しています
ステアリングの形も少し違います
※こちらはパルサーです
オーソドックスな絶壁インパネです
シートも違いますね
エンジンは日本ではCA16DEのみでした
120ps/14.0kgm
海外にはシルビアQsと同じCA18DEが積まれた仕様もあったようです
特徴あるデザインについて
Tバールーフの脱着についてはクーペもキャノピーも可能
両者の車体はCピラーから開くリアハッチ以外は同一形状であり、ボディパネルの交換が可能だったようです
ただし、日本仕様では登録時のボディ形状と異なってしまう関係でクーペとキャノピーを独立した車種とし、各ハッチのボディ側着脱部に互換性を持たせなかったみたいです
ただ北米仕様のヒンジを使えば、脱着は可能だったようです
当時の日産はミッドシップスポーツのMID4の開発をしていて、所々にMID4のパーツを採用していたようです
遊び心のあるデザインではあります
ただ、当時から、もう少し国内に目を向けてくれたらなーと思うところはありますけどね
N13EXAは以上です
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2023/03/05 17:42:38