LS460 インプレッション-13

(お待たせしました。)
ドライブインプレッション！
・高速走行の導入＝加速は，流石 V8 4.6Lit 385PS 51kg･mのエンジン(以下 ENG.)！ 2.2tonの車体を引っ張るには十分なパワーがあり，軽くアクセルを踏んだだけでショワーーって加速し，その連続的で重厚なトルク感は，今まで僕の乗ったクルマでは味わった事のないもの。
・高速巡航は，MAX115km/hのオートクルーズ(もっと上まで欲しい)に入れると，道路のUP-DOWNがあってもENG.回転数は1700rpmを指したまま，微動だにしない。(タコメーターが壊れているんじゃないかと思ったほど。) これも，ENG.パワーの恩恵だ。
・エンジン音，風切り音，ロードノイズは皆無と言って良いほど。(言い過ぎ？) この日はあいにくの雨天走行だったが，水跳ね音も気にならない。
・一般路では許せないサスの柔らかさは，高速走行では功を奏し，車体が路面から数センチ浮いて滑っているような感触だ！
但し，サスのMODEは NORMALやCOMFORTでは柔らか過ぎで，常時SPORTでないと，冗談抜きで酔ってしまう。
・レーンチェンジもシットリしていて，キビキビの好きな僕も「これはこれで有りか･･･。」と納得してしまった。
・レーダーを使って前車(取説にはなぜか全車と書いてある。ミスプリ？)を追尾するクルーズモードは一般道でも結構使え，ブヨブヨでなく剛性感のあるゴムの棒で前車と繋がっているような感触で面白い。
・一般道では，意識してアクセルを踏まなくても，巡航できる。
・交差点や峠道のコーナリングは，ステアリングの切れ角？それとも車重の問題か，オットット感が否めない。(それとも，慣れの問題？)
ここは，やっぱりBMWの勝ち。
・後部座席のリクライニングは，前後スライドも組み合わせると結構たおれて，角度的には全然足りないが包み込まれるような感触＆電動での動き方もあり，ビジネスクラスのシートを連想してしまった。
・燃費はドライブコンピューターの表示で今のところ 9.3km/Lit。(市街地30:田んぼ道40:高速30) 重いクルマなので，加減速を繰り返す市街地走行では，ガクンと燃費が落ちるが，4.6Litでこの燃費なら悪くないんじゃないでしょうか。
・-1～-12で，いろいろ好き勝手な事を書きましたが，LEXUSの本領は高速道路を走らないと解らないと言う結論に達しました。(一般道は，パッセンジャーとして乗るべし！)
その辺の一般道をチマチマ自分で運転して走るようには，造ってないんだね。きっと！
やっぱ，庶民の僕が所有するクルマじゃないのが，良く解りました(＾＾;)