2014年全日本ロードレース、JSB1000クラスの予選を、岡山国際サーキットで観戦した時のことです。
約20年ぶりの2輪レース観戦だったため、ライダーやマシンの予備知識が少ない条件での観戦でした。
流行りのブレーキングドリフトというものを見てみようと思い、バックストレートエンドのヘアピンにて、フェンス越しにフルブレーキングしてくるJSBマシン群を見ていました。
突然、後輪を浮かせたジャックナイフ状態のまま、凄まじいスピードでヘアピンに飛び込んでくるグリーンのバイクが1台!
ブレーキをリリースしたのか、瞬間後輪を一度接地させた後、再度後輪を浮かせたままヘアピンへ飛び込んでいく、凄まじいブレーキング!
パニックブレーキかと思いましたが、何事もなかったようにヘアピンを旋回し、立ち上がりでは前輪を上げてフル加速していく大迫力の走り!
たちまち魅了されてしまいました。
当時カワサキチームグリーンに所属していた
渡辺一樹選手を知った瞬間でした。
渡辺一樹選手の素晴らしいマシンコントロールを見た衝撃は、1989年世界GP開幕戦の予選で、鈴鹿サーキット逆バンク立ち上がりで、激しい逆ハンを切って鋭い切り返しを行い加速していった、W.レイニー選手の走りを見た時の衝撃に匹敵しました。
渡辺一樹選手は、今年はWSS(ワールドスーパースポーツ)に参戦しています。
慣れない環境ですが、善戦していると思います。
これからも渡辺一樹選手を応援したいと思います。
爽やかな好青年です。
渡辺選手のJSB1000、カワサキ時代の凄い走り
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渡辺一樹選手は、2018年はヨシムラ(スズキ)へ移籍して、全日本JSB1000クラスにフルエントリーしました。
渡辺一樹選手のライディングスクールの
Q&Aは、レンタルカート走行時の心構えについて参考になりそうです。
これからも頑張って下さい!
Posted at 2017/05/05 19:54:49 | |
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