実は元来から、あまり興味のない車には試乗はしてきませんでしたが、今回は、全く購入希望などは無く、完全な冷やかしの状態での試乗なんかをしてみました。ですので、かつての様に、好きなものに出会って盲目となるような心境には全くなってませんので、かなり冷静な状態での試乗ができたかなと思います。ちなみに、タイトルの現行Vantageですが、かなりスタイリッシュで男の子好みの個体でした。新車で、乗り出しは3,000万円で雀の涙ほどのお釣り状態ですwww 車って高いですね💦
自然体での対応です。試乗の感想にはまったくの忖度がなく、その車種を購入予定とか、大好きと言う方々には辛辣になってしまう可能性も多々あるかと思いますが、個人の備忘録としての意味合いがあるので、そのまま記録してみます(笑)
苦言やクレーム等は受付しませんのであしからず(爆)
① メルセデスベンツ CLE200
近所のシュテルンで、CLEの試乗車が来るとのお誘いで、興味本位で乗りに行ってきました。C63sの購入はヤナセだったのですが、新規に出来たシュテルン八王子の若い営業が、そんなの関係ないですと言わんばかりの積極性(笑) Cクラスのクーペが無くなり、新クラスとはいえ、雰囲気はCクーペ・・・4気筒ISG+リアアクセルの実力やいかにと言う感じですね。
顔は、おなじみの顔。ただ、ビジュアル上は結構大きく見えました。サイズ的にはさほどの変化はないのに・・・大きくというかちょっと太めに見えたというのが正直な印象です。水戸からの試乗車ですね。内装はCクラスとほぼ一緒のスタイルで、久々のアンビエントライトに驚愕しました(笑)最近薄暗いコックピットに慣れていたので💦
勝手知ったる道を勝手にドライブです(笑)まず、最初に思ったことは、ステアリングが軽い+アクセルは重い。これはアストンとの比較です。電気ブーストがあるためかレスポンスは良いんですがアクセルは重たい印象を受けました。その反面ステアリングはとても軽く違和感ありwww 脚周りはとってもソフト。エアサスかと思われるくらいソフトですね。車重はブレーキングで結構感じます。印象としては、普通の白飯と言う感じ。白飯だけでは物足りないので、お新香やふりかけなんかの調味料が欲しいなってね。厳しい言い方をすると、これがウリですと言うものは何も感じませんでした・・・その反面ココが物足りないというものもなし。凄く無刺激な車でした。おそらくそれが個性のひとつなんでしょうけどね。個人的には刺激面でかなり物足りかなぁ。
リアアクスルは、バックの際に最初とっても違和感を感じました。曲がりすぎるwww自身の脳の修正が完成すると問題ないですが、最初は相当再構築が必要でした。でも、税金も安く・・・ですけど、いかんせんプライスが・・・205後期のC43とかがほしくなるかなぁと素直に思いましたwww乗り出し500~600位なら考えるかもしれませんね。
コックピットが大きく変わったことによる弊害は、初期モデルの206は大変だったようですが、最近はかなり落ち着いてきているようですよwww
② アストンマーティン DB12
これも、縁あって試乗に行ってきました。それも、横浜まで・・・(笑)よくよく知っているM177エンジンの進化型。つまりC63sと系統は同じエンジンです。補器類やパーツ制度の向上等により、馬力・トルクを向上しているエンジンで、ミッションはDB11の9速ATからトルコンの8速ATに変更となっています。そして、今回からコックピットの景色は、見慣れたAMGスタイルの名残は無くなり、アストンならではデザインに大きく変更となっています。さて、どんな乗り味なんでしょうかね?久々のGTカーなので楽しみでした。
しれっと、店舗前に路駐していた・・・結構目立ちます。パープルのカラーもアストンにしては斬新でとても綺麗です。停まっている姿は・・・やはり大きい(笑)今日の横浜は何かのイベントかめちゃくちゃ混んでいましたが、やはり、だれもが振り返る存在となっていました。特にインバウンド系の人気が絶好調です。
リアも立派です。ルーフはブラックアウトですが、やはり全高は低く、とてもスタイリッシュでした。まあ、勝手知ったるではありません。簡単なコックピットドリルを受けますが、感じた事。ナビの位置が微妙・・・そして角度も微妙・・・(笑)かなり光の反射が気になります。それと、昨今の巨大モニターのものを見慣れていると、小さく感じます。フロントメーターパネルも、Mercedes等と比較すると小さく感じる。ここにもナビ画面が表示できるのは便利かもしれませんが、メーターパネルという視点で見ると、ここは先代の方が格好良かったなぁ・・・
まず、試乗の際にびっくりしたのが、エンジンかからない・・・💦イメージとして、シート座って、「エンジンスタート」ボタンを押せばかかる印象だったのですが、本当にかからないwww 実は、なにやら、PCの立ち上げと同じで、乗車してすぐはエンジンスタートを押してもかからない。初期トラブルなのかもしれませんね。結構時間を取られます15秒くらいでしょうか?駆動系よりも、色々新しくなったことによる小さなトラブルが結構出現しているようですので、購入される方はもう少し待っても良いのかもと言う気はしますよ。昔ながらのファーストロッドの受難を感じました。色々な新規機能として安全対策用に追加されたセンサーや、電子的便利機能等々、添加システムやパーツが増えればその分トラブルの原因が増えるということですよね。駆動系の安定度があってもやや気になるかなぁ・・・きっとそういうトラブルは即時対応じゃないでしょうし。生みの苦しみとして大切な時期なんでしょうけど・・・市場に出して、フィードバックを得て改良していくというのが手法のようでもあります。
肝心のドライバビリティーは、ほぼDB11と一緒。大きな図体も乗り込んでしまえばさほど気になりません。トルコン8速ATはとてつもなくスムースなので、GTカー的には良いのでしょうね。エキゾーストノートはやはりC63sのモノとはかなり変更となっているようで、調律はとてもお上手・・・・V8のドロドロ感は皆無でした。今日の横浜はとても混んでいて、とにかく観光客の視線を異常に浴びますwwwやはり目立ちますよね。
個人的には、やはり自然吸気V12エンジンを上回る魅力は感じず、シングルクラッチの旧式駆動系ですら、扱いに慣れてきた身には駆動感すら感じる心地よさ(爆)
現状の車の2台分の対価を払うだけの魅力は正直感じませんでした。購入できない人間の僻みかもしれませんけどねwwww 身びいき大いに結構(笑) より一層現在のこの車への愛情が増えたという感じです(爆)
今回メルセデス、アストンと立て続けに珍しく試乗をしました。古い固定観念や価値観にのみ固執するような感性になりたくなかったので、ぜひとも昨今の車の空気感を身を持って体験しておきたかったのと、普通なら絶対できない、そして新しいアストンの空気も感じておこうと思ったからです。確かに試乗レベルで何が感じられるかと言う意見もあるかもしれませんが、ワタシにとっては良い気分転換にもなりました。
実は、横浜に訪問したかったもう一つの裏の目的・・・実車を見てみたかった。

それではまた。
Posted at 2024/05/26 21:30:16 | |
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