アルトワークスに乗ってみた

恒例になってきました、なんとかレンタカーの乗ってみたシリーズ。
先月の話ですが、また1日借りてきました。
今回はこれです！！


これも前々から気になっていた車、スズキのアルトワークス！
軽自動車で最速とされる車です。
なんと、とある女性曰く660馬力だそうです。恐ろしい。。。

それはまぁ置いといて、なにより注目すべきは車重約700kgという「超軽量ボディ」でしょう。
シビックタイプR FK2の半分の重さです。衝突したらどこかに吹っ飛んでいきそう。

FK2と並べます。当然ですがとても小さいですね～。




中は思ったより広々としてます。体感的にはコンパクトカーレベルの十分な広さがあります。


レカロシート。




メーターもアナログな感じがして粋です。
「WORKS」のロゴかっこいい。。。が、しかし、これライト連動で光りません。
そこもケチったのね・・・さすが原価低減に命かけてるスズキさん。


エンジンルーム。そういやこれまで乗ってきた車のエンジンルーム撮ってなかったですね。。。


5速MTです。シフトフィールはまぁ可もなく不可もなく。
特に安っぽさは感じませんでしたし、RX8のときほど違和感は感じません。

ここ最近MT車ばかり乗っていますが、今更ながらFK2のシフトフィーリングってすごく良いと気づきました。ショートストロークでガコガコ綺麗にカッチリ決まります。
いろんな記事やブログのレビューでも同様に好評なだけあります。

まぁFK2の話は置いといて、アルトワークス出発です。
今回は街乗り→高速→筑波山→その周辺→高速というルートにしました。
いつもの北茨城ツーリングルートは、このアルトワークスには広すぎる、という判断です。
筑波山を数回往復して楽しみました。


街乗りは、乗り心地も固くなく、柔らかすぎず、普通の軽自動車って感じでした。
エンジン音は響きますので人によっては少しうるさい(自分は気になりませんでしたが)かも？
まぁこれに乗る人はそんなの気にしないでしょう。


そして高速です。
何気にターボの軽自動車に乗るのは初めてですが、これ、すっごいですね。
1．6L NA車並みの加速感あります。
気持ちいい！！てゆーか、安定もしていて全然ストレスないです！
これまでエアコン消せないと坂道全然登れないやつだったり、80㎞/h超えると振動音が激しくなるような等いくつか軽自動車に乗ったことありますが、
これは、それらポンコツ共とは大違いです。軽自動車の印象変わりますね。
そういや最新のNBOXに乗った時も思ったより加速が良かったのでに驚きましたが、
最近の軽自動車は進化しましたね～。

そして140㎞/hで速度止まる。
軽自動車ってここでリミッターなのね。。。知らんかった。。。

あ、帰りの高速で思いましたが、
クラッチとアクセルの横に足を休ませるフットレストがありません。これ地味に疲れます。
失って初めて気づくとはこのことですね。案外重要でした。

さて、筑波山へ。
感触を確かめながら少しずつ攻めていきます。

おお、悪くない。とても速い！！そしてグリップする。
エンジンをフルに回して全力を出し切ってる感じがとても良いです。
スイスポ等、コンパクトスポーティーカーが好きな人はこーゆー楽しみ方をしてるんでしょうね。
FK2のパワーではアクセルを全力で踏める区間が一瞬しかないのでそーゆー楽しみ方はできません。

下りはもちろん速いですが、意外や意外、登りのほうが運転していて楽しかったです。
基本的に2速と3速と使い分けますが、下りはその使い分けのタイミングが難しく、落ち着きません。
登りはここは2速、ここは3速と明確に使い分けられたので気持ちよく走れました。
たぶんこの車の特性をしっかり理解できていないことと、僕の腕の問題ですので、
常日頃運転しているオーナーさんはそんなことはなく、下りを超スピードでかっ飛ばしていくのでしょう。


まぁこれはこの車に限らない話ですが、数時間運転した程度ではその車の真髄は測れません。
それはオーナーさんだけの特権ですね。


それでも走ってる最中は、「え、え、これFK2より速いんでね？」って本気で感じましたが、
あとでFK2で走ってみるとそれは錯覚でした。
登りはもちろん、下りでも断然FK2のほうが早いです。
車重に差があるとはいえ、同じFFでパワーに差がありすぎるので理屈では当然な結果ですが・・・。
まぁイニDの世界ではなく、現実ですからね。。。ドライバーの腕は置いといて。

ただ体感速度はアルトワークスの圧勝です。
筑波山のように狭くタイトなカーブが多いところは
アルトワークスのほうが走っていて全然楽しかったです。

そしてあの速さは、タイヤの影響がでかいと走っていて感じました。
履いていたタイヤはこれです。



る、るっきーに？
なんじゃこれ。ヨーロッパかどっかのメーカーか？
後で調べてみると「ナンカン製ルッチーニ BUONO SPORT」というなんと「アジアンタイヤ」だそうです。まじか、アジアンタイヤ。
最近のアジアンタイヤはドライ路面のグリップ力はすごい、という話をちらほら聞きますが、
実感できました。とても良いグリップでした。
これは値段的にも、アジアンタイヤが次のタイヤ候補に入りますね。

そしてこのブログ書いていて気づきましたが、燃費を測り忘れた。
確か14km/Lぐらいだったような気がします。
150㎞くらい走って、筑波山もだいぶ攻めたので、良い数値だと思います。
そしてレギュラーガソリン。レギュラー車乗るのも久しぶりです。。。。お安いですな～。



それにしても、うーん、、、アルトワークス、いいですね！
とても気に入りました。乗れてよかったです。

1.3Lターボくらいのコンパクトカーがほしくなりました。