
先日ディーラーにフリードクロスターを預けた際の代車が同じ新型フリードのAirグレードのガソリン仕様車だったので半日乗りまわしてみました。
ベーシックタイプの新型フリード。
このフリードには安い順からAir、AirEX、クロスターの3つのグレードに、それぞれガソリンとehev(ハイブリッド)、FFと4WDを選択できるわけですが、
代車は一番安いグレードとなるガソリンのFFで、対して僕のフリードは一番高いグレードとなるクロスターehevのFF。
両方とも6人乗りで価格差はなんと90万円。
まぁそもそもAir&AirEXとクロスターでは見た目が全然違うので、僕にとってこの価格差はクロスター購入動機としてまったく気になるものでも無かったのですが、最近のホンダ車はガソリンとehevで走行性能がどれだけ違うのかは非常に気になります。
内装については、AirEXとクロスターはオプション含めて装備がほぼ同じ、Airのみ一部簡略化されています。
シートの色や質感も全然違います。
(AirEXとクロスターは同じなのでクロスター参照してください)
Air
クロスター
ステアリングやシフトレバーの質感もウレタン(Air)と本革(クロスター)でこれまた全く違う。
Air
クロスター
昔乗っていたプレオRSやR1はステアリングがウレタンだった記憶がありその時は特に気になりませんでしたが、ウレタンだと握っていて疲れますね。
実際比べてみると、本革すげぇってなります
クロスターはヒートシーター付き。
ボタンの数も違います。
Air
クロスター
そしてリヤクーラーもクロスターにはついていますがAirは無し。
リヤクーラーの有無はけっこうデカい。
あると全然効きが違います。
Air
クロスター
その他細かい装備の差はありますが、まぁこんなもんかという印象。
そしてガソリン車に乗ってすぐ、割と感動したのがタコメーター。
今時省かれることも少なくないエンジン回転数表示。
実際無いと支障があるのかと言われると全然無いですが、やっぱり車好きとしてはあると気分が違います。
ehevはハイブリッドなのでタコメーターは省略されています。
その代わりモーターやバッテリーの状態がリアルタイムで見れるパワーフローの表示画面があります。ハイブリッドの定番画面。
燃費画面と同時に表示出来ないので映すことはほぼ無いですが。
同画面に表示できないのはほんとクソ。
ガソリン仕様車で走り出してすぐ、驚いたのはエンジンレスポンス。
なんという反応の良さ。これはehevにない動き。
気持ちいいですね〜。
トルクもあって初速が良いので、街乗りではストレスをまったく感じません。
ehevと同じ感覚で踏み込むとエンジン音がそれなりにうるさいので快適性は微妙ですが、機敏に動いてくれます。
巡航していれば1200rpm程度で非常に静か。
ECOモードでも通常モードでも良い反応です。
ECOモードだとエンジンブレーキが非常に重くなるのと、中間加速からの伸びが弱まるか。
加速の伸びやスムーズさはehevの方が上ですが、ガソリン車の方が楽しいという人の気持ちもわかる。
ただエンジン音が微妙というか普通なので、ただの乗用車感が満載で気分が上がるようなことはないですが、走りは楽しい。
というかehevもそうですが、足回りがしっかりしていて反応も良いので、運転が楽しいんですよね。
NBOXもそうですが、ホンダの車はスポーツカーでなくとも運転を楽しむことができますね。
ehev車は非常に静かでスムーズなのもあり、高級車感を感じられるのと、燃費が圧倒的なところがメリットですかね。
Air、もしくはAirEXを買って見た目がカッコいいスーペリアスタイルのエアロオプションを付けてスポーティな姿にするならば、ガソリン仕様車も全然アリですね。
フリードのオプション、スーペリアスタイル。
ちなみに、こちらは無限スタイル。
ボクは無限仕様よりスーペリアスタイルの方が全然好み。
というか僕の初代マイカーはフル無限インサイトでしたが、FK2含め最近の無限仕様車はなんか好みじゃないんですよね。めちゃくちゃ高いし。
我が奥様や周りの友人たちも同じ感想。
とまぁ見た目の好みは人それぞれなので置いといて、
今回乗った新型フリードのAirガソリン仕様車、一番安いグレードとはいえ車の完成度は非常に高いので、車にこだわりがなくただ移動用のコンパクトミニバンがほしい人の選択肢としてはアリですね。
もちろん、少しでも快適性が欲しい人は装備が充実しているEXかクロスターにしたほうが良いですよ。
それにしても、さすが日本カー・オブ・ザ・イヤー。
改めて買って良かったと思える車でした。

Posted at 2025/02/17 21:01:06 | |
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