オルタネータ交換&エンジン・ミッションマウント交換
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146200km
恒例の夏休み大整備。年々難易度が上がっている気がする。
今回のメニューはエンジン&ミッションマウント、クランクプーリー新品交換。オルタネータ中古品に交換。
LLC交換、ヘッドランプ内部洗浄という内容である。
マウント類は48000kmでの交換、オルタ、クランクプーリーは146200km無交換でした。
まずスロープに前から乗せて車止めをします。次にFバンパーを外します。
その後、ラジエータからLLCを抜いて、吸気関連の管を外し、ラジエータの水配管も抜きます。
ついでにヘッドライトの内部を洗剤で洗浄し、炎天下で乾かします。
下にもぐり、クランクプーリのボルトを緩め、ラジエータを外します。
オルタネータは外すのは超大変です。正直二度と作業したくないですね。
工具の都合もあるかもしれませんがボンネット側と、エンジン下側の両方から外します。
その際にテンショナープーリも外さないと工具が入りません。(素人工具では)
(ボンネット側、エンジン下を繰り返すキツい作業でした)
いざオルタが外れると、今度はラジエータ外しただけではオルタが抜けません。
結局電動ファンとエアコンのコンデンサー部をネジを外してずらして抜きました。
抜き取ったオルタは142000kmのブツでしたが何と、ブラシは結構残っていました。
残量は5mm弱、新たに入手した62000km品は6mm弱だったので正直がっかりです。
ただ、142000kmのオルタはベアリングに僅かなゴロゴロ感があったので
ブラシより先にベアリングが寿命が来たかもしれません。
明らかにベアリングの軽い62000km品を、また大変な作業で取り付け、クランクプーリーを交換し、
新しいLLCを入れ(4年くらい無交換でした・・・)マウントを交換し、ランプを取り付け作業終了です。
(写真はマウント、見た目はあまり変わりませんが、ネジ部がかなり伸びていました)
朝の8時過ぎに始めて、終わったのが17時でした。いやぁ~疲れた。
まとめると、オルタネータの交換はラジエータを外す方法とエアコンのコンプレッサーを外す方法が
あります。私の場合はLLCを永いこと替えずにいたので前者を選びましたが、後者の方が
作業スペースが広くて良いかも知れません。ただし、あとでエアコンガスチャージも必要です。
106s16前期型のオルタネータの品番ですが
純正番号は5705 X2です。Valeoの品番では2541862BもしくはA13VI141です。
スーパースプリントのタコ足を付ける場合は前期はそのまま着きますが
後期型は前期のこのオルタネータに替えるか、配線の出口を変えないと
排気管の熱で配線が死んでしまいます。タコ足とB線の距離がほとんどありません。
ちなみに後期106のオルタネータの純正番号は5705 5Zです。Valeoの品番はA13VI279です。ブラシ一体のICレギュレータはプジョーの部品番号(前期用?)は5761 91で
部品代は16000円位しそうです。
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なぜ146000km走ったオルタが62000km品とブラシ残量に大差が無かったかについての考察ですが
部品屋さんが嘘をついていないという前提で(凄い綺麗な中古でした)
コンデンサーgoodsと電飾をあまり使っていない点が挙げられます。
私の車はナビくらいは付いていますが外付けのアンプ等は組んでいません。
またコンデンサーgoodsはバッテリーを満充電だとオルタネータに認識させるのが
早いと言う記事も読んだことがあります。あくまで憶測ですが、その辺りがオルタの稼働率を下げて
ブラシ残量が比較的残っていた理由と考えられます。見た感じでは残量2mmまではつかえそうでした。
ただ、ベアリングはかなりくたびれていたので交換して良かったとは思っています。
今回の経験から並行valeoとかが4万くらいで手に入ればそれに交換するのが最も良い判断だと
思いました。中古は見た目とブラシ残量が一致しないので掛けですね。
xsi乗りの友人が120000kmで車を降りるまで2回オルタを新品交換しています。
使い方によってオルタの寿命は全く変わるというわけです。次回、トラブルを起こしたら、
恐らくショップに任せて交換してもらうと思います。それくらい作業は面倒でした。
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