GXE10用　60φセンターパイプを作ってみる

60φのセンターパイプを作ってみましたというお話。

ターボは排気の抜けが命。
少しでも効率を良くしてパワーアップを図ります。
そして、可能な限り静かにします。

左がひょんな事からGETした車種不明センターパイプ。
中古部品屋で1000円。
60φってのだけが判明事項です。
でもそれで十分。
こいつを使って工作します。

右は純正センターパイプ改。
サイレンサーを含む直線部分を切り取って単管パイプを仕込んだだけのもの。
溶接の練習のために遊びで作ったようなもんです。
性能云々以前にただただうるさいです。
爆音派にはいいのかもしれませんが、私には全くもってノーサンキュー。
エンジンかけて1秒で却下。
以来、倉庫の肥やしになっていたものです。

サンダーで切るのはキツそうだったんで、前から悩んでいたチップソーを導入。
Amazonで17000円くらい。

チップソーの試し切り。
60φステンレスも瞬殺です。

切断面はこんな感じ。

いきなりですが、何となく切ってみて合わせてみたところ。

この後、前後のフランジを車体に取り付け、塩梅を見ながらパーツを切り出していきます。
現物合わせでやっていくうちに色んな角度の余剰部材が出来上がっていきます。
きっと何かに使えるでしょう。

んで、できた初期版。
これではただの接続パイプですね。

５個のパーツの組み合わせになります。

逆アングルから。

とりあえず車体に取り付けてエンジン始動。
予想通り、そりゃまあうるさいですわな。
このままの使用はハナから考えてません。

ここからは消音編です。

汎用の130φサイレンサー。
ヤフオクで購入。
グラスウールの量＝消音効果なので、スペースの許す範囲内でMAXのものを選びました。

中は60.5φのストレート構造。
60φのパイプをブッ刺して溶接するタイプです。

ここで径が小さくなっては何の意味もないですからね。

こんな感じに配置しようと思います。

サイレンサー本体の全長は300mm。
前後のパイプの出面はそれぞれ50mm。
ドンピシャですな。

で、仕込んだ姿がコレ。

サイレンサーを含めて７つのパーツ構成となりました。

鉄製の純正と並べるとアフターパーツ感満載。

パイプ径は純正が57φ（たぶん）なので、ほんの少しだけですが効率が良くなったはず。

再び装着。

真っ平な汎用フランジになるので社外フロントパイプとの相性もいいです。

サイドビュー。

焼けた部分の金色と磨いた部分の銀色がまだらですが、そのうち馴染むでしょう。
見えないんでどっちでもいいですけどね。

補強バーとのクリアランスもバッチリ。

これにて完成。
排気漏れも一切ありません。

溶接って楽しい。
ハマりそうです。