欲しいは正義!自分好みのマフラーを作る(HKS改)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
私が3号機用のマフラーに求める理想の条件は下記の三項目。
①性能(抜け)重視。
②迫力あるテールエンド。
③音量は極力静かに。
(インナーサイレンサーなんて面倒なものは使いたくない。)
そんなワガママが通じる物にはなかなか出会えません。
となれば答えは簡単。
無い物は作ればいいんです。
チップソーと初心者用の半自動溶接機、そしてサンダーで頑張ります。
センターパイプで味をしめちゃったんでコッチにも手を出したってところです。
2
母材となったのは1号機の頃に買ったHKSサイレントハイパワー。
出口120φの迫力ある見た目だけど非常に静か。
低音よりの音質でお気に入りの一品です。
NAらしい甲高くパンチのある音を求める方には不向きでしょう。
今では新品価格が当時の2倍くらいになってますが、それを切り刻んじゃいます。
ご覧の通り、60φメインパイプには二度の90°カーブがあり、決して排気効率が良いとは思えません。
特徴として、サイレンサー内部に絞りがありません。
いわゆる「規制前」ってやつですね。
絞りがある場合、NAであれば適度な排圧でトルクが出るのですが、ターボ化された3号機にはそれは抵抗にしかなりません。
なので、ここは是非活かしたい点です。
そして何と言っても巨大なサイレンサー。
おそらく200φくらいあると思います。
汎用のものを使ってイチから製作してもよかったのですが、それらは150φが主流で消音効果はあまり望めません。
うるさくなっては意味がないので。
だからコイツが必要。
私にはこの絞り無しの巨大なサイレンサーがズバリなのです。
3
とりあえず、ある程度の目星をつけてバラバラにします。
思い切りが大切。
チップソーが大活躍します。
切り粉がバシバシ飛ぶのでゴーグル必須です。
ステンレスが相手だとチップソーの刃の寿命は鉄の場合の1/10に低下するそうです。
付属の刃は、センターパイプ、そしてマフラー製作に取り掛かって間も無く切れなくなりました。
それだけステンレスは硬いってことですね。
4
ヤフオクで曲げパイプのセットを購入しました。
何分、素人なもんで。
そのうち、インタークーラーのパイピングも作り直してみようかなって思っちゃいます。
5
切り離したセンターパイプ側のフランジを車体に取り付け、そこからレイアウトを考えていきます。
曲げパイプが重宝します。
十分なクリアランスを確保しながらイメージに沿って徐々に伸ばしていきます。
メンバーとのクリアランスは約7mmです。
6
既存のフランジとハンガーを使うと非常に便利。
7
メンバー付近はこんな感じ。
8
各パイプの切り口が整っていないと溶接時に手間がかかります。
隙間があると溶け落ちちゃうんですよね。
逐次サンダーで修正しながらやります。
9
サイレンサー下側の補強ステーも再取り付け。
10
本当は斜め出しはしたくないんですが、排気効率のため、断腸の思いで僅かながら外向きにしました。
下からのかち上げなんてのはもってのほかです。
サイレンサーのハンガーを切り離して再溶接するのは位置出しが面倒なのもあり、車体側のパーツを長穴にして傾けてやりました。
因みにシムを挟んで2mm下げてます。
11
当然ですがこのブランドの特徴でもあるレゾネーターは入らなくなります。
無くても音量的には大して変わりませんでした。
どんな内部構造なのかは不明ですが、劣化してたのかな?
ここに水が溜まってチャプチャプするんですよねー。
12
後ろから見たらこんな感じです。
バンパーとのクリアランスも完璧。
ゆすってもどこにも干渉しません。
13
全体を10mmほど延長して後方の出面を好みの姿に調整。
んー、満足満足。
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