スカットル部 3M ダイノック カーボンフィルム DIY 施工

まず、パーツを測り、だいたい3センチくらい大きくフィルムを切り出します。

部分的に貼れるように「裏紙スリッター」で 裏紙にカットラインを入れます。

自分は平面部をまず最初に貼れるように計算し、墨入れしました。

最初の位置合わせし易いように、センターラインも入れておきました。

こんなカンジに、いくつかの部分に分けて裏紙を外しながら貼って行きます。

裏紙を加工できたら、スカットルをシリコンオフで脱脂して 準備完了です。

まずは、センターの墨入れを使って位置合わせし、スカットルの背中の平面部を貼り合わせします。これで全体的な位置を まず固定します。

スカットル表から見るとこんなカンジになります。

ここから中心部より左右に分けて、ドライヤーを使って伸ばしながら、徐々に貼り合わせる領域を増やしていきます。

自分一人でやる場合は手袋をして、右手でドライヤーを揺動して加熱しながら、左手でさする、引っ張りながら伸ばして行きました。ドライヤーによる火傷に注意して下さい。

シワがいくつも入る場合は無理に押さえつけず、加熱して1度剥がしてから伸ばしながら貼り治します。これを何度か繰り返します。

このあたりまできたら、フィルムを伸ばす領域が増えますので、その領域に プライマーを筆で塗ります。3Mによるとフィルムは伸びると ノリの粘着度が下がってしまうので、その補強効果だそうです。

ついでにフィルムが剥がれ易いであろう、エッジの部分と、スカットル裏面のフィルムを貼り返す領域にも塗布しておきます。

スカットルの両端は、かなりRもキツイ形状なので、結構タイヘンでした。

シワが入っても焦らず、張り替えを何回か行いながら徐々に領域を外側に増やして行きます。シワ部分をだんだんパーツの外側に寄せて行くのがコツでした。

小さなシワは熱を加えて上から押さえれば貼り付きます。何本もシワが入る場合は貼り治します。

加熱して伸ばし過ぎるとカーボン柄も伸びますし、粘着度も下がります。その「伸ばし」と「張り替え」を適宜行って、フィルムの伸びた領域を集中させず にできるだけ分散させると 仕上がりが良くなると思います。

折り返した部分も、後で剥がれてこないように、できるだけフィルムを伸ばして接着面積を稼いではります。

最後にカッターで 不要なフィルムをかっとして、もう一度 ドライヤー加熱で貼り付けて完成です。

貼り付け前と貼り付け後の映像です。

これも、成果の映像です。

参考にしていただければ幸いですが、
作業結果は自己責任でお願い致します。