2017年02月13日
ポルシェの最初の記憶は本にあった911の写真だと思います。「世界の名車」みたいな類い。それから日本GPも走った904。はっきり意識したのは1971年の映画「栄光のルマン」でしょう。冒頭に出てきたスティーブ・マックイーンの911,そして主役であった917K。とにかくかっこよかった。翌1972年に忘れもしないCarGraphic4月号のポルシェ特集を買ってもらい,裏表紙の三和自動車の広告を見て,将来ポルシェを買う,と決めました。
ただ,どのポルシェでもいいというわけでもなく,930は好みではなかったし,964から996あたりもさほど欲しいとは思えませんでした。手も出ませんでしたが。それで別の路線に走り,4WDセダンを乗り継ぎました。雨が降ろうが雪が降ろうがペースを保てる全天候型。とどめはフラット6+6MTのスバルB4。これはいいクルマで昨年まで12年乗ることになりました。
再びポルシェへの興味が高まったのは997後期型あたりから。991も気になりましたね。一方,ケイマン(ボクスター)が981型になってぐっと魅力的に見えてきました。なんとなく昔あこがれた911の雰囲気はこちらの方が近いような気がしたのです。そろそろ子供たちの独立も見えてきた頃で,3LのケイマンだとB4からすんなり移行できそうな気がしました。この間,ポルシェ販売店には近寄らず。行くと欲しくなってしまう気がしたんですね。ちなみに最寄りのポルシェセンターはスバルの隣・・・。
そんな時に,ケイマンのフラット6がなくなるらしいとのニュース。今ならぎりぎり間に合うかも?というのでポルシェセンターを訪れることにしたのでした。
Posted at 2017/02/13 23:23:30 | |
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