ドアミラースイッチをイルミ付に改造してみる(その１)

ドアミラーの操作回数がとても多いのです。
理由は、ハイワッテージに加え 故意に光軸を上げたと思われる、頭の悪い車への対応。
こちらのルームミラーより上まで照らすアホウがおります。
相手の運転席に反射するだろう位置にミラーをセットして、やや路肩りを走ると、かなりの車が車間をあけます。
逆に、煽ってくる輩もいますが、それはそれで面白かったり。

と言うことで、右ミラーの操作回数が多いのですが、視認性がイマヒトツなので、イルミ付にしようと画策。

パジェロioか何かの機種に同サイズのイルミ付があるようです。
お手軽ですが、光るのは十字キーの△マークだけ。
ポン付けってのも、ヒネリがないし。

ダイハツ系の全照明タイプは、サイズ的に収まらない感じ。

トヨタ向け社外品にコンパクトなものがありますが、ポン付けってのが悔しい。(笑)

そんな中、ニッサン、ホンダ、ダイハツ、スバルの一部車種にはジョイスティックタイプがあることを知りました。
取り敢えず、ミツビシのノーマルスイッチと、タマ数が多いダイハツ2個を買いました。

ダイハツの配線図。
上下左右と電格すべて、＋と－を入れ替えることで反転させる仕組み。
どのドアミラーも、基本的にこの回路なのだと思います。

アイとの違いは、電格部です。
今回買ったダイハツのスイッチは、ボタンを押すと奥でロック、もう一度押すと飛び出すノック式ボールペンみ
たいな動作。

アイの配線図。
ミラーを調整する仕組みは同じですが、電格は単純にスイッチ内で直接＋と－を入れ替える方式ではありません。

自動格納やトランスミッタ操作に対応して、ETACSで処理されます。(のだと思います)
スイッチは「押した」合図をETACSに送るのみで、ロックはしません。

アイの本体サイズは縦43.5×横43.5。ダイハツは縦30×横40なので、スペース的には大丈夫そう。
ただアイのデザイン面は、縦43.5×横37と上下に幅が広いので、この向きに配置すると、上下に変なスペースができそう。
90°、まさにヒネリを加えたいですね。
まぁ何とかなるでしょう。

加工方法は 内部の構造を見てから考えます。

分解を前提に設計されていないので、ピチッと嵌ったボタン類の取り外しに少々手こずります。
デザイン面にキズをつけてしまうと、気分が萎えてしまうので根気よく。

90°回転させてスイッチを置くと、ノブの文字も横倒し。
キャップだけ向きを変えれば良いんぢゃね？と、誰でも思うわけです。

組み間違いがないように、シャフトとノブには、合わせ溝が掘られています。

テッペンは部分的に面が付けられていて、配光が考慮されています。(と思います)

シャフトを切断して再接着する方法もありますが、強度的に不安があるのと、接着面で光が拡散してしまう懸念もあるので、溝の切り直しが早くて確実な方法です。

マーキングはしたものの、ひどい老眼にはほとんど見えません。
勘で彫ったので、マークとズレてしまいました。
いゃ、そもそもマーキング位置が間違っていて、間違いが重なってうまく彫れた感じ。(^^;

回路図で見たとおり、アイの電格スイッチは接触信号のみ。
奥でロックする構造では、いちいち二度押ししなくちゃいけません。
スイッチ脇にある、板バネと「コ」の字ピンを取っ払ってロック機構を殺します。

組み立てると、こんな感じ。
「L」側に2°ぐらい傾いて見えるのは気のせいです。(笑)

格納のミラーマークは？
それには触れないで下さい。

イチバン面倒な配線が残ってますが、ボチボチと。