RAMマウントのUボルト変更

RAMマウントを使い始めて20年以上になります。
もともとはGARMINのレシーバを載せるために買ったものですが、GARMIN用はコンパクトで手軽なものに変更しました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/274638/car/226031/10186394/parts.aspx

現在はカメラ専用。
https://minkara.carview.co.jp/userid/274638/car/226031/6164139/note.aspx

球面にコートされた樹脂は、じきに摩滅してしまうだろうと思っていましたが、本体ともどもビクともしません。
多種が発売されていて、自分が使っているのはパイプにクランプするタイプ。
一度締め上げればまず緩むことはない構造です。
ハンドルに疵がつくのを嫌って、Uボルト側に自転車のチューブを咬ませているのですが、これがヘタると 林道などでクルンと回ってしまうことがあります。

困るのはそのサイズ。
ネジはインチらしく、必要な工具は二面幅11mm。
11・13は標準的ですが、自動車業界ではめったにお目にかかりません。
(自転車ではよく使うかも？)
このためだけに小さなツールケースに工具を追加したくないですね。

もうひとつの悩みは、工具がスパナに限定されること。
薄肉に加工したものでもなければ、メガネもボックスも嵌らないのです。
樹脂インサートタイプのナットを使っているため、最後までトルクが掛かっていて、着脱にはモーレツに手間を食います。

ということで、Uボルトをメートルネジのものに変更します。
用意したのは、20AパイプのM6サイズ汎用品と、同じくM6 二面幅10mmの樹脂インサートナット。
いずれもステンレスで、安いものを探せば1セット250円ぐらい。

左が標準品で、インチねじの二面幅11。
右が新しく買った、メートルねじの二面幅10。
安物の工具ということもありますが、標準品だと片側は何とかボックスが入るものの、反対側には余地がありません。
メートルねじの方は、ギリギリ両側ともボックス工具で閉めることができます。

頻度は低いですが、作業効率が格段に良くなりました。