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イイね!
2018年02月24日

軽く楽しめちょとスペシャルなスポーツカー

レビュー情報
メーカー/モデル名 マツダ / ロードスターRF VS(MT_2.0) (2016年)
乗車人数 1人
使用目的 スポーツ走行
乗車形式 マイカー
総合評価
おすすめ度
5
満足している点 一年、1万6千キロ乗っての感想です。

純正状態は最初の4千キロしか乗っていないので、記憶が鮮明ではありませんが、乗り味は万人向けのスポーツカーというものだったと思います。
エンジンに余裕があり高速道路を楽に走れますし、乗用車よりも、軽く、かつ、素早く旋回運動を始め、多少乱暴に左右に振り回しても、十二分と思える破綻を見せない身のこなしをしてました。
かと言って乗り心地を損なうようなハードさまではなく、日常の走行で、あるいは、ちょっとぐらい飛ばしても気持ちいいねと言う車に、RFというデザインのスパイスがよく効いていました。

純正どうし幌と比べると、重量が増えサスペンションが少し硬くなりロールが減って、よりしっかりした走りをします。軽さの反対で重鈍と取ることもできますが、それは街中で軽く走っている時のこと。その先の走りに関してはすべての面でより早いと思います。
トップの開閉による走りの変化は、違うという前提で意識しないとわかりません。屋根の重さ、操舵に対する反応の違いは微妙にしか感じません。普段意識していない時は気がつきません。どちらかと聞かれると、オープン時の方が、ステアリング操作に対する反応がわずかに早く感じ好きです。

走り屋さん、普通とは言えないスポーツ走行を楽しむ方には、少々物足りないと思うところがあると思います。反応の軽さに、手応えの少なさ、ダイレクトにコントロールしている感覚の少なさを感じると思います。でも、そこがロードスターの良いところ。色々なチューニングパーツが揃っていて、それほど大金をつぎ込まなくても、好みに変えていくことができます。熱い走りにも応えてくれます。
不満な点 積載性はこの車を買った以上言ってはいけないこと。我慢が必要なところですが、なんとか、二人分の装備を詰め込んだ登山や、170cmほどのスキー2セットを助手席に相方と並べて載せ、スキー場に行くことができました。なんとか。

ホイールハウスの隙間。スポーツカーと称するなら、もう少し狭くならなかったかと。サザエさんのワカメちゃんみたいとは言い過ぎでしょうか。製造ラインとか陸送インフラ、チェーン装着とか、色々理由があると思いますが、欧州車などは平気でチェーン装着不可とまで言っています。でも、隙間が気になるような人は、チューニングの''のりしろ''と考えてパーツを入れるので、気にならないかもしれません。

静粛性。メーカーに媚びる評論家は静粛性が高いと言ってましたが、何と比べていたか疑問です。ルーフを閉じた時のクーペ感は満足できるものでした。内装の質感は高いとは言えませんが不満の出るものでは無く、視界はいい車に乗っている気になれます。でも静粛性はコンパクトカーのレベルです。
エンジン音、吸排気音がいい感じで聞こえるのは良いです。しかし、クルーズしているときの、路面からの音、風切り音の抑制はもう1レベル上であって欲しいです。幌より音の対策され、我慢が必要なレベルではありませんが。
オープンで高速走行すると風切り音がかなりしますが、慣れて気にならなくなりました。

トップ開閉の10km/h制限は、事実上、停止状態を意味し、走行中の開閉は不可。信号停止時に開閉したら、時間が足りずに慌てたことが何度かあります。ですので、殆ど駐車時しか開閉しません。せめてもう少しスピードを上げて欲しいです。
これがSmartTopというものを取り付け、ワンタッチ操作の50km/h制限にしたら快適になりました。一般道ならほぼいつでも開閉出来ます。高速道路では風がうるさいのでトップを閉めて走行する場合、ETC通過中に開閉することができます。ただし、でこぼこ道での開閉はミラー越しにファストバックの部分が揺れているのが見えます。精神衛生上良くありません。噛み合わせに問題起こしそうです。これが速度制限の理由だと思います。

生産台数を稼げない車種で、コストと戦いながら専用プラットフォームを開発し、重量を徹底的に抑えた車には、いずれも厳しい注文です。そう思うと、RFは考えらえるベストの答えだったのだろうと想像します。
総評 ロードスターの醍醐味は二つの方向が有ると思います。一つは、素に近い形で日常のスポーツカーライフを肩の力を抜いて楽しむ方向。もう一つはちょとチューニングして、その変化とプラットフォームの潜在力を楽しむ方向。
スポーツするならもっとダイナミックな車もあると思います。強力なシャシーとパワートレインで、重い車体を意に介せずコントロールする車もあります。RFは、そういう事をもっと気軽に楽しむ車で、そう言う軽さゆえに、満足感は劣ることがないと思います。
項目別評価
燃費
☆☆☆☆☆無評価
山道を中心に走って11km/l
ブログ一覧 | クルマレビュー
Posted at 2018/02/24 05:34:57

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