運転席シート交換に伴うハーネスの話

レカロ純正シートレールが格安で入手できたのでスイフトのシートを交換することにしました。
レカロシートはアクセラから外し猫の寝床として使用していたものでスイフト用シートレールは７月初旬に入手できたのですが、猛暑のためまったく作業する気が起きず放置していました。

基本、シート交換なんて４本ねじを外して取り付ければできるのでシート交換自体には触れず、ハーネス廻りのお話だけさせて頂きます。
とりあえず、シートを外す前に車体から出ているコネクタを外しシートをフリーにします。　今回の車種はセーフティーサポート無しのため、車体からのハーネスは４極だけ。
内容はシートヒーターとシートベルト締め忘れセンサーの２点です。

私はリアシートを倒した状態で作業したので、シート外し車内でシートを倒した状態で確認しました。
・紫丸：車体から伸びてるF側コネクタと接続されているM側コネクタ
・青丸：シートベルトのF側コネクタ
・赤丸：シートベルトのM側コネクタ
上記のハーネスはすべてシート側についています。

シートを車外へ出し、いろいろ考えながら固定用バックルハーネスを切断せず分離しました。
シート上下レバーで最大に上がれば取れるみたいな話を聞きましたが、私は別の方法で分離しました。

次に車体からのF側コネクタとシートベルトだけをつなぐ専用ハーネスを自作します。

今回の作業で使用したカプラー等の資材は下記です。
・矢崎総業090型住友TS・矢崎090llシリーズオス端子/M090-SMTS
・矢崎総業090型住友TS・矢崎090llシリーズメス端子/F090-SMTS
・住友電装090型4極TSシリーズM側コネクタ（端子別）/4P090-SMTS-M-tr

赤丸が住友電装090型4極TSシリーズM側コネクタに置き換えてシートベルトM側コネクタへは端子を直差しをしてグルーガンで一部止め絶縁テープでグルグル巻きで対処しました。

自作ハーネスは固定用バックルを車内に持ち込み、シートがない状態でエンジンを掛け車体の4極コネクタへ端子むき出し状態で接続し、バックルが刺さってない状態でインパネにシートベルト警告ランプが点灯し、バックルを差すと消えることを確認して端子をM側コネクタへ差し込んで自作ハーネス作りは終了しました。

あとはシートレールに固定用バックルをネジ止めして運転席に戻せば終了