他車種専用の中華ナビを取り付ける1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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今使っているPX5機から、UIS7862機に乗り換えることにしました。
今回はAliexpressの独身の日セールで安かったCR-V(2007年)用の車種専用機(UIS7862+メモリ6GB+QLEDの最上位モデルで実質23000円弱!)を購入しました。
車種専用機と言っても、違いは
①車種専用フレーム+ディスプレイサイズ
②取付用ハーネス+CANBUSアダプタ
が異なるだけなので、今のDasaitaの車種専用フレームやCANBUSアダプタを流用すれば、取付できると思ってチャレンジしてみました。
なお、Teyesではシビックの車種専用機を扱っているのでそっちを買ってもよかったのですが、どうせ取付用ハーネスは海外用でそのまま使えないので、1万以上安いコレを選びました。
車両取付用ハーネスは、CR-V(2012年)用が割とそのまま使えそうなカプラ形状に見えたので、別途追加で購入しました。
現行機はエーモンのカプラーにキボシで接続していますが、ギボシのサイズが微妙に合ってないのか、スピーカーケーブルがたまに抜けてしまうのがネックだったので、なるべくカプラーオンにしていきたいです。
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■取付用ハーネス準備
まずは、CR-V(2012年)用のケーブルのピンアサインを確認して、取付できるか確認していきます。
確認した結果、メインの24pカプラからイルミを取り出すラインがありませんでした。
(CANBUSアダプタ経由で入力する仕様になってます)
なので別途端子ピンを用意して追加しました。
(後から気づいたのですが、VEZEL/FIT用のハーネスはイルミがあるみたいなので、そっち買ったほうがいいかも)
また、車速のピンもありませんが、今回は使わないので不要です。
ピンクの線は、日本向けのモデルには存在しないものだったので、ぶった切りました。
それ以外は大体あっていそうです。
(車両取付時に再確認します)
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CANBUS用の20pカプラ
これは、実車にカプラオンで刺さることを確認しました。
実車側はCANの2p以外未接続なんでぶった切ってます。
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CANBUSアダプタへのカプラ
CANBUSアダプタは使うかもまだ迷ってますが、一応現行機のピンアサインを確認して、必要のないピンを抜いたり、逆にカメラ制御のピンを増やしたりしてます。
このケーブルに対応しているCANBUSアダプタは、Raise社のモノっぽいですが、DasaitaについてたSimpleSoft(XP)社製のアダプタとコネクタは一緒でした。
電源系のピンアサインは同じだけど、細かい部分が違ったりするので必ず確認する必要があります。
(車両取付時に再確認します)
正直、ピンアサインを合わせても、確実に使えるかはわからないのですが、以下の理由から使えるのではないかと予想しています。
・PX5でもUIS7862でもCANBUSアダプタのベンダーは一緒
Raise、SimpleSoft、HiWorld等の本体とは別ベンダが作っている
・PX5の時はベンダ間で共通の設定があった
Simple&Raise等
・UIS7862で設定可能なCAN設定の選択肢にSimpleSoftのCRIDERがある。
(PX5の時の設定と同じ)
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他にもアンプ向けと思われる余計なカプラーがありましたが、ピンを抜いたり切断して取り外しています。
バック信号は車両取付時に3pカプラから繋げば、カプラオンで取付可能になる想定です。
マルチビューカメラ操作用の部分は、そのうちコネクタ化しておきたいです。
最終的にかなりコンパクトに仕上がりました。
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■車種専用フレーム取付
車種専用フレームは裏から4つのネジで止まっているだけなので、簡単に移植可能です。
9インチ同士なので問題なく移植できました。
注意点としては、車種専用機のディスプレイ部分は見た目が同じですが、主に9インチと10インチがあることです。
間違って違うサイズのものを購入してしまうと、流用できなくなります。
また、画面サイズの表記は、Aliではよく間違っているので要注意です。
自分がDasaitaで購入したPX5も10インチの記載でしたが、実際の画面サイズは9インチでした。
間違ってしまった場合は、汎用機と同じように取り付けることになると思いますが、DINモデルではないので、取付にはかなり苦労することになると思います。
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■Root取得
いろいろやるのにRoot権限が欲しかったので、XDAに投稿されていた、CC3の改造版ファームウェアを適用しました。
UIS7862機は色々なセラーが販売しており、ハードウェア構成もほぼ同じものが多いです。
しかし、MCUとファームウェアが一致しないと不具合がでるので注意が必要のようです。
何度か文鎮化させて何とか成功しているので、確実に成功させる方法がわからないので、細かい方法は4PDAを調べてください。
本作業には文鎮化のリスクがあります。参考にされる方は自己責任でお願いします。
基本的な手順は、以下の通り
■他メーカーのROM焼き
①オリジナルFWのAllappUpdate.binをZipに拡張子を変えて解凍
解凍パス:048a02243bb74474b25233bda3cd02f8
②app/fyt.propのro.build.fytmanufacturerの値を確認
③同様に適用したいFWのAllappUpdate.binを解凍
④app/fyt.propのro.build.fytmanufacturerを②で確認した値に書き換え(エンコードを崩さないためにNotepad++等推奨)
⑤同パスワードで再圧縮してbinに戻す
→圧縮するときに余計なフォルダ階層があると、FW適用時にconfig.txtのリードエラーが起きる??ので要注意
⑥変更後のFW一式をFAT32でフォーマットしたUSBに格納して刺すと、自動でアップデートされる
■Root化
①4PDAのCC3スレで公開されているパッチを落とす
②ROM焼きと同様にUSBに入れて刺すとアップデートされる
③MagiskManagerをインストールする
必ず購入したセラーからファームウェアを入手してからチャレンジしてください。そうしないと、復旧できなくなります。
CC3のファームウェアはランチャーにGoogleMapを埋め込めるのは良い感じ!
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実車への取り付けはもう少し先になりそう。
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