こんにちは、C-HR FANです。
前回
【みん友限定】寒冷地仕様のC-HRで純正リアフォグを市販リアフォグにつけ替える
を紹介しましたが、その中で私の最終形はちょっと一工夫したものになってますと書きましたが、今回はその最終形(?)を紹介します。
3月はじめにネットでUSトヨタのリアフォグガーニッシュを見つけました。リアフォグカバーにC-HRの文字が刻印されているものです。普段、リアフォグはほとんど点灯させませんが、うっすらC-HRの文字が刻印されているのが気に入りました。
みんカラでも既に何人かの方が装着されていますね。
これはカバーの裏面です。黒いプラスチックがはめ込まれていますので、そのままでは点灯させる事はできません。
シンプルにこのカバーをはめ込むのもとても良い感じだと思いますが、私の場合は寒冷地仕様でリアフォグランプがある設定です。車検の際に、リアフォグが点灯しないと逆に車検が通らない可能性もあります(もっとも、純正リアフォグ配線をそのまま残しているので、純正リアフォグに戻す事は簡単ですし、前回加工した市販リアフォグも車検が通らない可能性がありますが、同様に純正リアフォグに戻す事は簡単です)。
したがって、これを何とか点灯させる事はできないかなと思ったわけです。
まず、純正のリアフォグレンズを利用できないかなと考えました。
しかし、純正のリアフォグレンズを外してみて初めてわかったのですが、純正リアフォグレンズの下には写真のようなでっぱりがあって、形が全然違って利用できない事がわかりました。
そこで、前回購入した市販リアフォグを光源として使えないかと考えたわけです。
市販リアフォグレンズの裏側です。おっ、よく見ると、ネジで4点留めされています。
ネジを外すと、カバーと光源部を分離する事ができました。
こ、こ、これって、何かちょうどいい形にみえるけど…。
USトヨタのカバーと形を合わせてみました。USトヨタの裏側の凹みとちょうど同じ形に見える…。
おそるおそる合わせてみました。
上側ははまりそうだけど、なんか、下でひっかかる…。
よくみるとUSトヨタのカバーの下にはなにやら突起状のものがありました。うーん、これがじゃましてるんですね。
赤いレンズカバーはこのように土台部分から分離できました。なので、赤いレンズカバーを傷つけずに、土台部分のみ加工は可能のようです。
じゃあ、ダメ元でやってみるか…。
作戦はこうです。カバーを超音波カッターでくり抜いて、市販のリアフォグの光源をはめ込んで、USトヨタのフォグレンズガーニッシュ(カバー)を点灯させるというものです。
赤いレンズカバーの固定用の爪は中心から外側に向かって力がかかっている構造で、内側には力がかかっていませんでしたが、一応、爪が勘合している部分の強度を保つため、図の青いラインで土台部分をカットする事にしました。
ただし、土台下部中央にあるこの突起がやはりじゃまになりそうだなと思えました。
超音波カッターでくり抜き開始です。通常のカッターでは時間がかかるでしょうが、超音波カッターならこれぐらい切るのに1分もかかりません。簡単ですね。
全周をきれいにくり抜くのも数分で完了しました。うーん、純正部品みたいになってきたぞ。
実際に市販フォグの光源を合わせてみました。上の部分はうまくはまりそうです。ラッキーな事に左右・上下4カ所にネジ受けがあるので、市販リアフォグの光源がUSトヨタのカバーを前に通り抜けてズコズコになってしまう事はありません。なので、光源が土台部分にはまりさえすれば良いのですが…。
やはり中央下の部分の突起に、ネジ受けの根元があたってうまくはまりません。
この突起がじゃまだな…。
えいっ!この出っ張り部分を超音波カッターで切りとりました。
この出っ張り、裏側が空洞になっていたので、出っ張りを切り取ると、中央に穴が開いてしまいましたが、内側のラインが残ったので、土台部分の強度は十分保たれていると思います。
くり抜いたUSトヨタのリアフォグカバーの土台部分に、市販のリアフォグ光源をはめ込んで見ました。最初少し抵抗がありましたが、パチッという音とともに、しっかりはまりました。
裏側にはネジ留めするためのネジ受けがあるので、前に飛び出してくる事はありません。しっかりはまっている感じです。
固定については、最初、カラ割りした後のようにブチルゴムで固めようかなと思っていましたが、せっかくネジ受けがあるので、ネジ留めしようと考えました。
しかし、元々の市販リアフォグにはネジ受けに対応するネジがはまる突起状の部分があり、そこに届くぐらいのネジになっているので、ネジが比較的短くなっていました。
したがって、元々あるネジでは、USトヨタのリアフォグカバーの土台に届きません。ホームセンターで同じぐらいの太さ(3mm)で長さの違う数種類のネジを用意しました。
土台までの距離は場所によって微妙に異なっていました。中央下のこの部分は長さが10mmのネジで土台をわずかに貫通するぐらいで固定する事ができました。
たとえ貫通して穴があいても、市販リアフォグの光源は密封されているので防水の必要はありません。実際、ネジを締めても、矢印のように少しだけネジの先端が出た状態で固定できました(このため、しっかり固定されました)。
中央下以外の中央上・左右の3点は長さ10mmのネジでは届きませんでした。これらの場所には12mmのネジを用いました。
これは横の部分ですが、この状態でネジの先端が土台に当たっています。
ネジとネジ受けとの間に数ミリ残っているので、ネジを締めていくと、数ミリ土台の中に締め込まれる事になります。実際締め込むと、しっかり固定されましたが、この部分については裏側にネジの先が貫通する事はありませんでした。
中央上もこのような感じになりました。
上下・左右をネジ留めした結果、とてもしっかり固定されました。
当初ブチルゴムで隙間を埋めて固定しようと考えていましたが、その必要もないくらいしっかり固定されましたので、ブチルゴムでの固定はしませんでした。
できあがったパーツです。まるでもとからそうであったかのような仕上がりになったと思います。
点灯させるとこんな感じになりました。
C-HRに装着したところです。
純正リアフォグのようであって、よく見るとC-HRの文字が刻印されています。
これで、またディーラーに行ったとき、「あれっ?こここうでしたっけっ?」と言われるのが楽しみです。一見普通に見えて、じつはカスタマイズされているというのが私の好みなんですよね。
それでリアフォグを点灯させればこのようになります。私としては狙い通りの仕上がりになりました。
現在、市販で手に入るC-HR用のリアフォグについては他に写真のものがあります。
見た感じ、このパーツは形が似ているんですが、ネジ留めの部分が中央内側に寄っているので、ネジ受けが利用できないかも?
また下のパーツは形が合わないかもと思いますが、合うかどうか興味のある方は試してみてほしいと思います。
私は3つを検討した結果、USトヨタのカバーに装着できる可能性が一番高いという事で今回の市販リアフォグを購入しました。
以上「C-HR FAN流リアフォグカスタマイズ: USトヨタリアフォグガーニッシュを光らせてみた 」でした。
なーんだもっとすごいものを期待してたのに…って思われるかもしれません。ただ自分にとっては、最初から期待していたものができたつもりです。
もし気に入られる方があれば、是非やってみてください。
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C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)