NewE/G ECU現車セッティング
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旧E/Gを測定した時より、だいぶ気温が高いので、ちょっと不利な比較ではありますが、
一番上の水色がトルクで24kgm(+0.8)。
次にシャシダイが計測した馬力が赤色の数値で、164.4Ps(+6.4)。
損失馬力はE/Gのクラッチ(トルコン)以降のミッションやドラシャ等の抵抗に加え、タイヤ及びシャシダイのローラーの損失分(青色)で、M/T車ならアクセル抜くと同時にクラッチを切ってしばらく惰性で計測します。
計測馬力と損失馬力を足したモノが補正馬力(緑色)、つまりE/G単体の馬力(193.6Ps)になります。
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旧E/Gのパワーチェック時は、補正馬力が193.7Psと出てましたが、損失馬力測定時に一瞬エンブレが効いてしまっていたので、赤矢の範囲分が余計に計測され、その分も補正(加算)されていた事を考慮すれば、正確な補正馬力は170Psから、多くても180Ps以下だと思われます。
今回は、アクセルを抜かずにNレンジに入れる方法を取った為、エンブレが効かず純粋な損失馬力が測定されたので、補正馬力もほぼ間違い無い数値だと言える。
ただ、、気温が高い時に計測したのがもったいない。。
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次に、トルク及び計測馬力の新旧比較。
赤が旧E/G、緑が新E/Gです。
旧の時は、スピード及びレヴリミッターが効いていた為6400付近迄しか計測出来ませんでしたが、今回の書き換えでスピードリミッターはカット、レヴリミットを7500rpm迄に設定したので7300付近迄計測してます。
が、カムはノーマルなので上のパワーは出ていません。
しかし、トルクは全体的に増えた上、3~6000にわたり更にフラットな出力特性になったので、低い回転数の立ち上がり加速も期待出来る。
後は、ワタシのウデ次第と言った所。
ドコまでパワーを使えるか?
又、それをより有効に使える様にセッティング出来るか?
が、これからのお、た、の、し、み!w
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で、E/Gの変更点を紹介。
ピストンはワイセコ製の鍛造品で、87.5ミリ→88ミリのオーバーサイズを使用。
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コンロッドは純正のままだが、メタルのWPC加工処理に加え、フルフロー加工を施し、重量合わせをして貰った。
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燃焼室容積もあわせ、0.09ミリ程面研。
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勿論ボア径もピストンに合わせて拡大、シリンダー側も0.65ミリ程面研し、圧縮比を10.6→11.09にアップ。
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吸排気ポートもガスケット形状に合わせてギリギリ迄拡大、ポート内部も研磨して貰った。
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総排気量は2260→2289ccにアップし、全体的なトルクの底上げに。
そしてなによりもピストン、コンロッド込みでフルバランスを取ったクランクのE/Gは、とても静かでドコまでもスムーズに吹け上がる!
パワーなどの数値では表せないフィーリングが素晴らしい(^^)
このエンジンを組んでくれた三浦さんに感謝!
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