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イイね!
2021年05月27日

車好き 一度は乗りたい リアエンジン

国産のリアミッドシップで
なおかつ知名度的にも高いスポーツカーというと個人的には
・初代NSX
・2代目MR2
という感じ
まぁこれはいつも言っているとおりではありますけどね

もちろんいつかはNSXに…とも思いますが流石にあの価格帯をポンと出せるわけもなく
頑張って頑張って、なんとかMR2に手が届くだろうか?
というのが実態




・初代NSX

90年に発売され、現在2021年
もう31年も経ったこの車のことは改めて私があれこれ言わなくても知れていることですが

国産初の、スーパーカーとして作られた車、ということにつきます

オールアルミボディによる軽量化への挑戦
リアミッドシップレイアウト
海外勢が作るスーパーカーとは違ったスタンスのスーパーカーとして生まれたのがNSXでございます


エンジンのレイアウト、というか向きに関しては日本メーカーらしさが垣間見えましたよね
海外勢がやっていた縦置きではなく、横置きにしたのは
全長やホイールベースを最適な数値にしたかったこと
それからドライバーに無理な体勢をさせないこと
トランク容量をある程度確保する意味合いもあった

開発の最後の段階でホイールベースが30mm伸びた原因はエンジンのツインカム化によるもの
また同時に全長が90mm伸びていますが
これが空力に対して好影響を与えているし、デザイン的にも伸びやかで美しくなった
(正直発売直前モデルは寸詰まり感が強かった。たった90mmなのにね)



みんカラのつぶやき機能では前後重量配分が40:60と書いた
書籍には42:58とあったが、たしかこの数値は乗員2人が乗った時の数値だったと記憶している


なんといってもNSX、ボディが薄い
最低地上高が135mm、全高1170mmである(タイプRなどの一部グレードはそれぞれ-10mm)
1200mmを切ってるのは本当にすごい
SW20も低い車だなぁと思ってましたけどこちらは
最低地上高が130mm、全高1235mmとなっていることからもNSXの低さがより際立つのよね


燃料タンクの位置はシートの後ろ
燃料の量による重量配分の変動はないと言われている



この時代の車ですから、やはりMTであることが現代の車たちへのアドバンテージになるのでしょうが
私はあえての4ATも好きなんですよね(できればFマチック版がいいね)


ただ、アルミを使っているけれど、そんなべらぼうに軽いかっていうと…
MTで1350kg、ATで1390kgなので…
同じ3000ccでトルク的には80スープラのNAとほぼ一緒で
スープラの場合は1430kgと80kgの差…

この差はでかいか…w


92年版タイプRが1230kgだったのでやはりタイプRが真の姿とも言えるのかもね


誰が見てもかっこいいと思えるこのスタイルをATで流すのは私はありだと思っています





・2代目MR2

NSXとは違い、FF車をひっくり返して開発されたMR2ですが
実際、当時の低価格帯リアミッドシップ車は大体同じような方式だったようなので
MR2だからどうだ、という話でもないと思う

ただMR2はどうしても1型の悪評がずっとまとわりついていて
生産終了するまでこれに足を引っ張られていた気がする…

FFをひっくり返して作ったため重心が高いと言われているのですが
そういう重心の高さって、実際に乗ったらわかるもんです??

FFがベースでありながらもちゃんとエンジンはホイールベース内に収まっているし
なんといってもMR2は初代から一貫して燃料タンクの位置がセンターコンソール下という凝ったレイアウトをしていることには注目してほしい

前後重量配分は43:57
これがターボなのかNAなのかで話は変わってくると思うんですけど表記はなし

寸法は前述したように全高が1235mmと低い方ではある(NSXよりは分厚さを感じる)
ただNSXと違って5ナンバー枠に収まっているほどコンパクトなんですよね

ターボ車で1270kgとNSXタイプR並
NA車で1220kgとターボモデルよりも50kg軽い
ターボ関連の装備がみんなリア側にあったので(タービンやインタークーラーなど)
そのまま50kgがごっそりリアから抜けていることになる

最後の5型では特にNAエンジンにメスが入りVVT-i化
これまでのトヨタではLASRE(レーザー)と呼ばれていたエンジン群から1世代新しくなり
NAだけはBEAMS(ビームス)という名称になった
赤ヘッドが特徴的でした

評論家も、そしてメーカー側もこぞってNAモデルを評価していたし
そういった評価が後継モデルであるMR-Sの開発に生かされたんだと思う

ターボグレードはビスカスLSDが標準装備
一方NAグレードはヘリカルLSDがメーカーオプションだったことは注意


パッと見たときにあまりリアミッドシップ車っぽくないデザインはちょっと賛否分かれていた気がする





NSXの内装は当時マクドナルド・インパネという愛称で社内では呼ばれていたという
かなりラウンドしたセンターパネルにはカセットデッキが標準装備
スピーカーはBOSE製だった

一方MR2はかなり立ったインパネがドライバー側を向いているオリエンテッド感の比較的強いもの
センターコンソール下に燃料タンクが収まっている関係もあって
かなりコンソール部もせり立っていて、ドライバーがインパネにグッと囲まれている感じ

私はよくMR2とRX-7も比較することがあるんですけどRX-7は大半のグレードがマニュアルエアコンだったんですよね
そういう意味でも全グレードがオートエアコンだったMR2はさすがトヨタだなぁと言わざるを得ない



またサスペンション構造が両車全く異なっていて
NSXは前後ダブルウィッシュボーン
MR2は前後ストラットだった



NSXはそのまま乗りたいし
MR2はいじって乗りたいかな

そういう懐の深さがあるのはMR2だと思っています

どちらにしてもリアにエンジンが有るという特異性は一度は経験してみたいものですよね
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2021/05/27 22:51:17

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