2020年02月29日
「和製シューティングブレーク」
という表現が一番しっくりくるのかな?
スポーツセダンであるアルテッツァをベースにしたステーションワゴン
レクサスブランドではISスポーツクロスとして販売されていた
アルテッツァとは違い、全グレードが直6モデルで、同じ6気筒なのに排気量が2000㏄と3000㏄というのが面白いなと思っていた
2000㏄モデルはトヨタの中でも歴史の長い直6エンジンである1G-FE
これに可変バルブタイミング機構であるVVT-iを付加していた
一方3000㏄はおなじみ2JZ-GE
こちらもVVT-i化されていた
ジータが面白かったのはメイングレードが4WDだったこと
アルテッツァには4WDはなくFRオンリーの構成でしたから余計にジータの4WD推しが目立ったように思う
カタログ(うちにあるのは最終モデルだと思う)のメカニズム紹介ページでも一番上に紹介しているのはこの4WDシステムだったりする
センターデフ方式のフルタイム4WDで、しかもリアにトルセンLSDを標準装備しているというのがスポーティーだなぁと思った
インテリアではやはりクロノグラフ調のメーターが目を引く
アルテッツァシリーズのアイデンティティですよね
昨今の車だとメーターが液晶モニターになっていて、どんな表現でも可能になってしまっているのはなんだか味気ないと思う
ただアルテッツァはこの年代のトヨタの車ってだいたいそうなんだと思うんですけどオーディオの取り付け位置が悪く、さらにオーディオが車種オリジナルパネルなものだから汎用品の取り付けに苦労する点が挙げられる
またカーナビモニターがポップアップ式?で、交換なども大変
最初にピックアップしたステージアも似たようなタイプのモニターを採用していましたけどああいうのはなんだかうれしくないよね
最初から汎用品がうまく使えるようなインテリアデザインにしてほしいよなぁと思っちゃうわけです
ありがたいことにビートソニックから汎用オーディオ取り付けパネルが出ていたりするので助かるんですけどね
グレードによりけりですが、Lエディションというレクサス準拠の品質を持たせたグレードが用意されていて、こちらを選択すると9スピーカースーパーライブサウンドシステムが標準装備されていた
またLエディションはカーナビが標準装備だったのがすごいね…
安全装備では3000㏄グレードと2000㏄のLエディションがサイドカーテンエアバッグ標準装備だった
ただし当時のカーテンエアバッグは運転席と助手席までの保護だったらしい
この手のワゴンってレクサスではISスポーツクロスが最初で最後だったのよね
(CTはベースとなるセダンがあっての発展形じゃないからかあまりワゴンって感じがしない)
欧州ではステーションワゴン人気は高いんですけど、レクサスのブランド自体あまり欧州で人気がないあたりにステーションワゴンを積極的にラインナップに加えない事情があったりするんでしょうか?
レクサスはセダンとSUVでのし上がってきた背景もあるので下手にラインナップを崩したくないのかもね
現行型ISベースのステーションワゴンってあんまりイメージできないものね
欠点は税金(ただし私はどちらかというと2000㏄グレード推し)
Posted at 2020/02/29 21:31:53 | |
トラックバック(0) | 日記
2020年02月29日
アウトランダーの初代に存在したV6モデル
当時では珍しく(ホンダもやってたかも)シングルカムのV6-3000㏄で、吸気側に可変バルブタイミング&リフト機構を組み込み
さらに可変吸気システムも採用していたレギュラー仕様のエンジンで、これに6ATを組み合わせていた
出力だけ見ると、同じV6-3000㏄でもパジェロに載せていた6G72とは段違いの高性能さで
開発時期が違うだけでここまでエンジンは進化するんだ…!と思ったものでした
※参考
6G72→178PS/5250rpm 26.6kgm/4000rpm
6B31→220PS/6250rpm 28.1kgm/4000rpm
07年~09年という短期間の販売だったこともあって中古市場での数もかなり少ないが
グレード選択を間違わなければ最初からロックフォードフォズゲート製スピーカーが搭載されていたりするので
中古車だけどあのオプションが欲しいなぁという難しさをある程度解決してくれる
先ほど掲載したステージアに関してはBOSEのオーディオはすべてのグレードでメーカーオプションだったので、これを装着していた中古物件を探すのは大変だと思う
現行型のアウトランダーと違い、フロアの位置が低い?のかなと思う
フロアの位置を低くするために2列目シートがタンブル方式、3列目が床下格納というギミックを採用していたんじゃないのかな
リアゲートが上下二分割なのも、よりフロアの低さを印象付けている気がする
世界戦略車ということもあって作りは凝っていたなぁと今でも思う
現行型はシートの格納方法がシンプルになったけれど、生まれるラゲージスペースのフロアが高い
でもスペースそのものはきれいにフラットになるのでこれまた車中泊需要を見込める、そんな感じ
ある程度フロアの高さを稼いだのはPHEV化の布石だったのかなとも思いますけどね
3列目シートはほぼ使い物にならず
エマージェンシーシートとしても厳しい気がする
ちなみにディーラーオプションで用意されていたチャイルドシートの1つが3列目に装着可能で、お子様専用席としての役割ならまぁなんとかって感じもする一方
安全面であまりよろしくない3列目に押し込むのもどうかなと思うし
子供の世話をするのに3列目にいられても難しいと思うので、あぁやっぱりどちらにしてもアウトランダーの3列目は厳しいものがあるんだなと思わされる
素直に床下に格納してラゲージスペースになってもらったほうが吉
凝った作りでいうと、やはりアルミルーフの標準装備かな
なかなかこの手の車でルーフをアルミ化している車って見かけないですよね
せめてやるにしてもボンネットくらいかなぁ
まぁ最近だとレクサスUXがリアドアをアルミ化してたりして、あぁこの車もやることやってんなぁと感心したものですが
ただし安全機能でいうとサイドカーテンエアバッグはメーカーオプションだったあたりが最近の新車に劣ってしまう部分に感じる
もちろん衝突軽減ブレーキもないわけですが、一方で古くからソナー系の装備はあったんですよね
ちなみに現在の三菱のラインナップとタイヤサイズが一緒なのでアウトランダー用に買ったタイヤ&ホイールを、例えばエクリプスクロスにも装着できたりするのはなんとなくありがたいと思う
欠点は税金
Posted at 2020/02/29 16:19:56 | |
トラックバック(0) | 日記
2020年02月29日
おいおいまたこいつ6気筒に囚われてますよ~やっぱ好きなんすねぇ~
新車であれがいいなっていうのは以前のブログでも書いたんですけど
それよりもっと前は中古車がメインだった
中古車のほうが魅力的な車がたくさんある!
そう思っていた時期が僕にもありました
以前から比べると中古車の候補はめっきり減ってしまいました
理由は…なんでだろう?
装着が義務化された横滑り防止装置とかトラクションコントロール機能を欲しているのかなぁ
とある年代から、特に三菱はわかりやすくこれらの機能を統合したASC(アクティブスタビリティコントロール)という装置を載せるようになったんですけど
逆にそういう機能がないのであればアナログな装置が欲しいと思うし
アナログな装置が付かないのであればデジタルな装置が欲しい
そういうことなんだと思います
だからアナログな装置が充実している古いスポーツカー(後付けができるという意味でも)か
デジタルな装置が充実している新しい車か、というところで
中途半端に古い車を受け付けなくなっているのかも
というわけでこれからいくつかに分けて、私が気になる中古車で6気筒、もしくは6気筒以上のワゴンやSUVあたりをピックアップしていこうと思います
なおGTOは殿堂入りのためもう書きませんw
○ステージアAR-X
これはかなり前のブログでも候補にしていた車の1つで
2代目ステージアをベースにクロスオーバーSUV化したグレードがAR-Xと呼ばれていた
要はレガシィアウトバックみたいなもの
国内ではアウトバック一強みたいな流れがありますけど一石を投じたような、そんな存在に思える
もちろん海外勢ではそこそこライバルが多いんですけどね
アウディオールロードクワトロとか、ワーゲンのオールトラックシリーズとか
ステージアは大きく分けて前期と後期があって、外観的にはグリルのスリット形状が異なるくらいでしか判別できません
(前期がスリットが太く本数が少ない。後期がスリットが細く本数が多い)
が、AR-Xの中身でいうと結構違う
まず前期型はV6-2500㏄ターボ+5ATの組み合わせ
後期型ではV6-3500㏄+5ATの組み合わせ
前期型ではATがレンジセレクトだったが、後期型ではギアセレクトに変更されたのも大きなトピックだったと思う
というかあの表示の仕方でレンジセレクトってのが不満が大きかったんじゃないかなぁと思うけどね
ギアセレクトになった後期型のレビューを見た感じではスパッとギアが切り替わって好評でした
日産のお家芸であるアテーサE-TSによる四駆システムを搭載し、さらにスノーシンクロモードも採用していた
リアにはビスカスLSDを組み込んだ、アナログな4WDギミックが未だに残ったモデルだったのはやはり初登場が2001年だったというのが、あぁやっぱり時代だなと思う
ちなみに同じプラットフォームを採用するV35スカイラインは結局ターボが載らなかったのでターボ+4WDという組み合わせは前期ステージアでしか実現しなかった
現在では姿を消した国産Lクラスワゴン
幅はびっくりするほど広くはないが全長が長く、リアシートはかなり大きくリクライニングする
リアシートを倒すときれいなフラット形状となり、昨今人気を集める車中泊需要にも耐えうる
この手のカテゴリはみなミニバンに駆逐されてしまったのですが、高速移動が多い欧州ではボディ剛性の高さと利便性を兼ね備えたワゴンが未だに人気で
こういう国産車はもう中古車でしか味わえないのかなぁと思うとちょっと残念
欠点は税金(特に3500㏄になった後期)
Posted at 2020/02/29 12:41:47 | |
トラックバック(0) | 日記