グローバルリアΦ330ローター流用キット取り付け+バックプレート流用・加工(2)
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本来であればバックプレートを加工すれば、加工したところをタッチペンで防錆処理をして、ローター取り付けになるんですが、今回はバックプレートをちゃんと付けたいと思ったんで、V36のバックプレートを流用…というかこのローター用の本来のバックプレートを取り付けます。
しかし、V36とR34のナックルの構造が同じかどうかも判らないし、仮に同じだとしても、(私の技量では)DIYでハブを外す事が出来ないので今回は加工して取り付ける事にしました。
いや~新品のバックプレートはいいですねぇ
今付いているのはさすがにサビサビ(^^ゞ
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まずはナックル取り付けぶぶんになる真ん中を大胆にカットしていきます
バックプレートの外側でちゃんと固定できれば無問題ですし。
そう、R34のバックプレートとV36のバックプレートを継ぎ足してニコイチにするわけです
下側の大きな切り欠きはロアアームに干渉するので大きめにとります。
バックプレートをカットした部分は色を塗って防錆対策をしておきます。
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そしてバックプレートの取り付け…
ローターとの隙間の関係上、新しいバックプレートを古いバックプレートの後ろ側(車両側)に持ってこないと取り付けは困難です。
しかしバックプレートを大きく切り欠いたとはいえ、後ろ側のアーム類が邪魔をして普通には入りません。
そこで、ぷち知恵の輪状態(笑)
古いバックプレートのキャリパーの逃げの部分に新しいバックプレートを差し込んで・・・
くるっと時計回りに回転させると…
あら不思議、
バックプレートが後ろ側に回り込みます(笑)
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ローターをとりあえず仮付けしてバックプレートの位置だしをします。
干渉さえしなければ適当に位置決めをしちゃっていいのですが・・・
チョイトズレタ┐('~`;)┌
5
位置が決まったら古いバックプレート(手前)と新しいバックプレートを重ねて共穴を空けます。
このとき最初のうちは固定できていないのでしっかり位置決めをしないといけません。
3個ほど穴を空けたら後はスイスイ
Φ5の穴を空けてΦ4.8のリベットを打って行きます
(本当は溶接したいンだけど・・・薄く溶接する自身がなかったので今回はとりあえずリベットで(笑))
次会ローター交換のときにリベットが飛んでたら溶接してみよーっと
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キャリパーを付ける前にとりあえずブラケットの確認…
キャリパーについてた取り付け部のプレート(?)は
キャリパーサポートに干渉するので外します。
それとブラケットが結構ギリギリに作られているのでキャリパーのボルト取り付け部を一部加工しないといけないかもしれません
(個体差による、事実1箇所のみ干渉したので1mmほど削った、グローバルによるとなるべく強度を保つ為にギリギリの寸法で作っているとの事。)
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キャリパーとキャリパーサポートが取り付くことを確認したらとりあえず仮組みです。
ローター無しで仮組みした状態
ここで何も問題がなければ、加工したバックプレートの防錆としてタッチペンでぬりぬりしていきます。
…ちくしょう、錆を落としてバックプレート全体を黒く塗ればよかった┐('~`;)┌
ちなみにハブのところにあるのがステンの1mmスペーサーです
何で入れるんでしょ?隙間確保?
まあ、ローターとハブが固着し難いというメリットもあるでしょうけど(笑)
一箇所切り欠きがあるのはサイドブレーキ調整用サービスホールの穴です。
ローターを取り付けるとき位置あわせに気をつけましょう。
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さて、後は組み立てるだけです。
(キャリパーを交換する場合はここで交換します)
取り付けボルトは固着する可能性があるので、できればモリブデン系のグリスを塗って締めると後々楽です。
キャリパーブラケットを先に取り付けしっかり締めこんで後でキャリパーを取り付けますが、ショックやアッパーアームが邪魔でなかなか力が入りません(位置も本来の位置からずれてるし)
頑張って閉めましょう!
後はサイドブレーキの効きを調整して
(ロック状態から1~2ノッチ戻してサイドブレーキ引いてみて確認してください。車両とローターの個体差があるので必ず調整してください。)
キャリパーを交換した方はエア抜きをして終了です
(キャリパー交換しない方もエア抜きはしておいたほうがいいです。)
バックプレートやキャリパー交換など普通の作業よりイラン事を沢山していますが大体こんな流れです。
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