
16日は予定通りTC1000を走ってきました!
現地で飲みネコさんとお会いまして、2本目は一緒にコースインしました~♪
私が車のセッティングで必死になっていてあまりお話もできずすみませんでした(汗)
また一緒に走りましょう(^^)/
さてさて、今回のファミ走はどうなったかと言いますと…
初めてニュータイヤを冬のアタックシーズンに合わせて導入したというのに、タイム更新ならずです。
正直言って、峠のようにワイトレの効果を感じられませんでした。タイヤのグリップギリギリの走りをすると、ワイトレの踏ん張りも味付け程度の影響しかなかったようです。
写真のようにサーキット開門前に着いて並んで待ってるほど気合い入ってたのに~(ToT)
ぐだぐだ言ってもしょうがないので、とりあえず走行動画はこちら↓
タイムは41秒260です。ベストのコンマ5秒落ち。気温や路面コンディションは良かったです。
最終コーナー苦しそうなの分かりますでしょうかf(^^; 修正舵が落ち着きないです。
奥巻きの左コーナーもなかなかノーズが入っていかず、ブレーキ優先で大回りしています。ギリギリのブレーキしながらハンドル徐々に切り込んでますが、リアが出そうな気配ゼロ。なぜ??
これってセッティング間違えたのかな、と現地で走行直後にGPSロガーデータを見てみると…(気合い入りすぎてサーキットにノートPC持ち込みです)

赤線は自己ベスト40秒7のもので、黒線が昨日のデータです。
ざっくり見ると、ブレーキは昨日の方が強烈です。全てのコーナーで黒線の方がグラフの傾きが急=短時間で車速を落としていることがわかります。これはニュータイヤのグリップはもちろん、ワイトレ化による踏ん張りupのおかげで強いブレーキを掛けながらじわっと曲げ始められているためでしょう。
しかしSCT2(ヘアピンと左コーナー)の走行距離が長くなっています。走行ラインを見ると、左コーナーで大回り。最終コーナーの走行距離も長いです。どうにも最終コーナーがダメで、減速させているのに曲がらないです。この二つのコーナーの共通点は、奥巻きでクリップポイントが遠いこと。横Gに耐えている時間が長く、ドライバーが積極的な操作でグイグイ曲げるより、G変化を少なくしてグリップ力のギリギリを維持して待つようなイメージのコーナーだと考えています。
車の挙動としては、コーナー進入直後からアクセルを踏み込み始めるあたりまでの間、運転操作に対する反応が鈍いように感じました。フルブレーキでノーズダイブして、ブレーキ緩めつつハンドルを切り込んでいく…と、十分減速しているのに操作に対して車の反応が遅く(鈍く)、曲がり始めていかない感じです。しょうがないので、微妙にラインを外に変えつつ減速を続けて曲げることに。
う~ん、何なんでしょ、この違和感。
そういえばアタック周に入る寸前の最終コーナーの立ち上がりも変でした。
タイムアタックに入る直前の最終コーナーは大外から横Gかけながら入って、ちょんとブレーキ踏んでリアを滑らせて出口を向け、アクセル全開&ハンドル真っ直ぐでストレート速度を稼ぐのがセオリーなのです。が、昨日はちょんブレ入れても挙動変化せず、スキール音と共に外に流れるだけでした。
なんか、変…
とりあえずこれじゃ納得いかんので、色々考えた挙句、
・コースイン3周目でタイヤ内圧が上がるよう、冷間でいつもよりやや高めの空気圧にセット
・車の反応がダルなのでショックの減衰をマックスに固く(一本目は3/15)
二本目はこの変更でコースインし、アタック一本目のインラップはイイ感じ。アタック周に向けて最終コーナーを大外から入ってちょんブレ入れるとテールスライドしてインを向き、アクセル全開できました。
が、1コーナーに飛び込むと反応がダルイです。左コーナーも最終コーナーの挙動もイマイチ。
クーリングして再びアタックかけようとすると、最終コーナーでリアが流れません。外に流れます。
そのうち、リアから妙な振動が発生してきました。
ピットに戻って車両チェックすると、
おおっ、左リアタイヤのショルダーに黒いリボン状のモノがいっぱい!
クリスマス近いからって、こんなとこデコレーションしなくていいよ~(涙)
どこが干渉したのかタイヤハウスを覗き込むと…

フェンダーも少し黒くなってますが、その奥、タイヤハウス内のボディが鉄板出るまで削れてます。ずいぶん深くストロークしてますね~f(^^;
もー、その場でハンマー持ち出して鉄板叩きましたとも(笑)
って、これだと50~60mmはショックが沈んでるはず。KTSのショックがどれだけストロークするのかデータ持ってませんが、さすがに
底付きしてるんじゃね??
ワイトレ化でレバー比が変化して、実効バネレートが低くなることはわかったので、そのためF8K、R7Kのバネでは支えきれず底付きしてしまったのかもしれません。
…いや、その前に、先月走った時(ワイトレ化前)も同じような挙動を感じていたことを思い出しました。強い荷重が掛かったときに車が運転操作を受け付けにくかったです。それで踏ん張るようにとワイトレ化したのですが、効果なし。
これって、もしかしてショックが抜けてるんでしょうか??
強い荷重がかかるとショックがぐいっと沈み込みます。減衰力が強いと短時間で一気に沈み込まず、強い抵抗を発生しながらバネが縮むのを支えてくれます。これによって車の姿勢変化が穏やかになって走りやすくなるのですが、減衰力が弱いと短時間で一気に沈み込んでしまい、車の姿勢が崩れて操作しても反応しづらくなります。
この仮説が正しいとしたら、お財布には恐ろしい打撃を与えることになります!
まず、ショックOH(KTSの車高調は、新品のショックを購入=1本1万5千円プラス税)
もしかするとバネレートアップ(新品4本4万円)
それでも足りなければスタビ強化(前後で3~4万円)
三点セットで14万円也(爆)
いや、さすがに貧乏DIY派としてこの金額はナイですwww
お小遣いのようなボーナスが空高く飛んでしまうじゃないですか(汗)
とりあえず、現在装着のKTSのショックが生きてるか、減衰マックスに固くして街乗りしてみようかと思います。コイツが新品の時にマックスで近所を運転したら5分でゲロ吐きそうになりましたので、もし30分乗っても平気だったら抜けてる可能性大です(笑)
まあ2年間も使ってお疲れだったはずなので、寿命だとしてもしょうがないかなーとは思います。
ワイトレ化がまさかこんな形で不完全燃焼に終わるとは思ってませんでした(汗)
KTSのショックより耐久性がある車高調キットで10万円くらいの、オススメあったら教えてくださいませ~。用途はワインディング~サーキットです♪ 街乗りはあまり気にしない方向で。