
先週本庄サーキットデビューを果たし、その翌週はいつもの筑波1000走ってきました!
本庄では車載カメラは無事動いてたのですが、筑波では熱暴走でまた落ちてしまいました…
筑波の方が暑いんでしょうか??
凄まじい猛暑の中、一本目は目線の修正と改めてラインの見直しに、速度をぐっと落として舵角を一定にしてどれくらい切れば修正舵ナシでクリアできるのか確認を。
舵角を固定すると、1-2複合コーナーは入り口でインベタにせず、大きく滑らかなラインになりました。ハンドルを動かさないのでフロントの横グリップが変化せず、不思議な感触のコーナリングになります。
ヘアピンは特に変わらず、続く左複合のきついコーナーは中央付近からハンドル戻して加速可能に。最終コーナーは入り口の縁石に乗った直後に車の向きを変えられると、出口の縁石(クリップポイント)が狙える感じでした。
これを踏まえてもう一本走ってみたのですが、どうもうまくいきません。
進入で簡単にリアがスライドするので、精神的に大きなラインで進入できず、1-2複合コーナーは入り口でインの縁石をなめるインベタ小回り。立ち上がりではラインが苦しくなり、修正舵を当てて、ハンドル切りっぱなしで脱出。ヘアピンはいつも通りのクリア。左コーナーは入り口でテールスライド→まだ出口は先なのでカウンターで修正→ヨーが消えてしまってハンドル切り増ししながら脱出。
タイムは42秒4と前回よりコンマ2秒ダウン。しかし、走り方自体は大差ないので、誤差の範囲内かもしれません。
走りを見ていた筑波の先輩からは、
車のセッティングがオーバーステアすぎるのではとのアドバイスをいただきました。
どういうことかというと、私がTC1000のタイトなコーナーに合わせてグイグイ曲がるように色々いじった結果、高速コーナーに限らず低速コーナーでも簡単に入り口でリアが流れるようになっているのです。
一昨年くらいはこれでスピンやテールスライドしまくりでしたが、慣れてきて初期段階でカウンターなし、アクセルONのみで止められるようになりました。これは一つの進歩なのですが……
単一の小さいコーナー(例えばただのヘアピンなど)はこれでくいっとクリアできるものの、筑波1000は甘くありません。ヘアピン以外は全て複合コーナーなので、入り口のRに合わせると曲がりすぎてしまい、立ち上がりのラインが早い段階でインに向きすぎて修正が必要に。
筑波1000ではアンダーセッティングの方が向いているとのことで、ドライバーの技術で車を曲げる必要があると。多分、これはどのサーキットに行っても、同じことが言えると思うので、車に頼った運転から、自分の技術で操る運転に変えていかなければ先がないと思い知らされました。
車の動きを出す。
なかなかこの言葉の意味が分からなかったのですが、コーナリング中の車の動きということで考えると、進入時から準備し、コーナー脱出を速くするために狙ったポイントで車の向きをインに向ける動作を終了させるということなのかなと今さらながら思いました。
コーナリングは出口から考えると言われているので、理想は出口のイン側縁石をなめるように直線的に立ち上がること。そのためには、アクセルON時はハンドルの舵角が少なく、かつ車体が出口を向いている必要があります。私のように出口で舵角残ったままアクセル踏むのは、それなりのタイムは出るかもしれませんがキレイな走りとは言えません。
勝手なイメージですが、今のオーバーステアなセッティングを弱アンダー気味に直し、運転操作でコーナー進入のブレーキで緩やかに車をインに向け、出口が見えるまでスピンしないでいけるよう仕上げれば脱出時の姿勢が美しくなるのではないかと。これができたら、すごくスムースな運転なんじゃないかなと思うのです。
どうしたらこれに近づけるのか、一生懸命考えてみます!
相変わらず、マニアックで独りよがりな悩みですみません(汗)
それにしても気になるのが
色々な異音です!
コース上はもちろん、街乗りでもあちこちからギシギシ、コキコキ音がし始め、そろそろ本気でフルメンテしないと
廃車になりそうです(涙)
ひとまずナックル交換の際に気になった、ロアアームのボールジョイントのユルユル状態。あまりに簡単に動いてしまって、ロアアームとナックルの結合が難しいくらいなので、スバルで純正新品を発注してますf(^^;
ハンドル切ったり、ブレーキ踏んだりした際にコキコキ言ってるのはコヤツのせいだと思いますw
いちお、タイロッドエンドは3年前に純正新品に交換してるので多分大丈夫。組み付け時もインパクトで締めたし。
でも、アクセルオフでガックンするのはどこが悪いんだろ……リアデフ?
まさかエンジンとミッションの結合ボルトが緩んでたりしないですよね~w
とりあえず、ボディのギシギシ音をどうにかすべく、
カイン&臥龍さんと一緒に恒例のパネルボンド補強をば(^^) いつものDIYスタートです♪

今回はカインさんのGCタイプRのドア開口部を全補強します。
養生テープとマスキングシートで養生し、電ドリにワイヤーブラシつけて鉄板の合わせ目の塗装を落とし、脱脂してパネルボンドを塗り込み、ヘラと指で馴らして仕上げます。
カインさんのGCの作業を一緒にやるはずが、私のGCでやり残した「ドア開口部上側」が急に気になり始めて、カイン号の下処理を終えたら、ボンド塗り込みをカインさんに任せて、自分のGCの内装を外し始めてしまいました。無計画、勢いだけでスタートですw
ドア開口部の上側は、ウェザーストリップを外す必要はなく、写真でブランとしてるゴムモールのみを外せばアクセス可能になりました。写真ではすでにボンドが塗り込まれてます。
これで鉄板の合わせ目が露出しますが、1センチ先には樹脂の内装&ゴムのウェザーストリップがあります。ワイヤーブラシで塗装を落とすので、確実に養生するか、せめて内装だけでも外したほうが作業しやすいと思います。
が、猛暑で冷静さを失った私は、ゴムモールのみ外してワイヤーブラシを駆動させ、パネルボンド施工を続けましたwww 少し内装に傷が……
Bピラーと天井のR部分は隙間が大きく、たっぷりボンドを流し込めました。さらに、ルーフからAピラーに向かうあたりにも3枚の鉄板合わせ目があり、そこも隙間が大きかったので流し込みまくりました。
そしてリアドア開口部は鉄板が2枚に減っており、隙間も大きめ。だからリア剛性が低いのかなと、こちらも塗り込みまくりましたwww
総作業時間6時間、補給水分3リットル以上と消耗しまくりのDIY作業でした。
今回のパネルボンド施工の結果は、ロールバーが入っているカイン号でも明らかな効果が得られました。
低速での段差乗り越えの感触がマイルドになった(多分脚がよく動くようになり、ショック本来の性能が出るようになった)ことと、ハンドル切り返しの反応が速く、かつ、ボディ全体の一体感が出るように。
修正舵が減り、非常に運転しやすくなったそうです(^^) そして走行中の騒音の減少も。
ちょっとだけ運転させてもらいましたが、正直ツボでした♪ 操作してすぐ車が動くので、どれだけハンドル切ったら、どれくらい曲がるのかなど、予想が非常にしやすくて運転が楽でした。
そして、前回ドア開口部の下側のみ補強して、今回のカインさんと同じ感想を抱いた私のGCに、ドア上側補強を追加したところ、高速域での騒音減と、スラローム時の安定性とレスポンスアップを体感できました。普通に流れに乗って走っていても、路面の凹凸や軽い旋回などでルーフ周りにもストレスかかっていたんだなと感じました。窓締めて走っても、ガタガタギシギシ音がずいぶん減ったので、やっとカーステレオを普通に楽しめるようになりましたw
あとはドア内部や内装のキシミ音が残ってますが、これはなかなか根絶が難しそうです。
とりあえず、これにてフロントストラット上部、ドア開口部、リアストラット周辺全部を補強し終えたのでボディの一体感はかなり出たと思います。正直、別の車と思えるくらい、運転感覚や静粛性が変わっています。
あまりガチガチにすると、私の腕ではうまく操れなくなるかもしれないので、補強はこの辺に留めて運転練習をメインにした方がいいかなとf(^^;
目標は、最小限の操作で、無駄なく車の動きを出してコーナーをクリアすること。
うーん、何年かかるか分かりませんが、キレイに速く走れるよう、頑張ってみます。