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我が家の駐車場の生垣にはツバキが混じっているのですが、その葉にチャドクガの幼虫がよく発生します。

今朝も、小さな幼虫の集団をいくつか発見。



幼虫は必ず集団で葉をかじっています。



ツバキの葉はとても硬いのですが、こんな小さな幼虫が葉の表側の緑色の葉肉をきれいにかじって食べていました。

チャドクガの幼虫が、皮膚に触れると、赤く腫れて、とてもかゆくなり、大変な目に遭います。生きている幼虫だけでなく、脱皮殻でも、かゆくなるようです。

こういう厄介な虫なので、駆除せざるを得ません。



殺虫剤のスプレーと大きなピンセットを使用します。チャドクガの幼虫は葉の両面にいることが多いので、ツバキの葉を裏返し、両面にスプレーするためにピンセットを使用するのです。

生垣のツバキやサザンカは冬から春にかけて花がたくさん咲いて美しいのですが、春から夏にはチャドクガが発生しやすいので、注意が必要ですね。

数日前、コンクリートの壁面に黒っぽい虫がいるなと気づいていたのですが、いつの間にか変身していました。

黒っぽい色なのですが、何箇所か光っています。

よく見ると、奇妙な蛹でした。

メタリックに光る突起が8個あります。

黒っぽいボディにメッキの飾りをたくさんつけた最近の車のデザインのようです。



少し斜めから見た写真です。

最近の車のトレンド、空気抵抗が少なく、しかも、鋭いエッジを効かせた面構成に近いと思いませんか。ただし、このデザインは鋭い突起が多すぎて、対歩行者の安全面で不合格ですね。

なぜ、このような派手なデザインが進化してきたのか、不思議です。蛹というと、背景に溶け込むカモフラージュの色・模様が普通だと思うのですが。

この虫が何者かを調べるために、ネットで「蛹 光る」で検索したら、すぐに正体が判明しました。

ツマグロヒョウモンという蝶の蛹でした。

食草はスミレやパンジーの仲間で、我が家の周りにはたくさんありますから、この虫がいても不思議ではないですね。特徴的な模様の羽をもつツマグロヒョウモンのメスが飛んでいるのもよく見ます。

今日は、ある場所で草取りをしていたら、庭木の下の落ち葉の堆積の中から、青黒い金属光沢のある奇妙な虫が出てきました。

死んでいるように見えたのですが、ゴム手袋でさわっているうちに、動き出しました。

写真はゴム手袋の上を歩き始めたところです。

ネットで調べてみると、ツチハンミョウの仲間のようです。毒を出すらしいので、注意が必要とあります。初め、ゴム手袋でさわっていたのですが、写真を撮るため、手袋を脱ぎ、素手でさわっていましたが、大丈夫だったのかな？

ずいぶん変わった生活史をもっている虫らしいです。

写真を撮ったら、また、落ち葉のたまっているところへ戻しました。