takobeaのブログ一覧

昨日の朝、セミがカマキリに捕まってバタバタと暴れているような音が、シデコブシの木の方から聞こえてきたので、様子を見に行ったら、もう、その音は聞こえなくなっていました。カマキリの餌食になり、動くこともできなくなってしまったのかと想像しながら、枝を見ていると、透き通った翅のセミがとまっているのを見つけました。

小柄なセミで、ヒグラシよりも小さいので、ツクツクボウシと思われます。

ツクツクボウシは、その鳴き声が特徴的ですが、木の枝の高いところにとまって鳴いていることが多く、しかも、非常に警戒心が強くて、近づくとすぐに鳴き止んで逃げてしまいます。

見つけたセミは、静かに止まって、樹液を吸っているようだったので、カメラを取ってきて、撮影しました。さらに、小さな脚立の上に立って、撮影。



なんとか、特徴がわかる写真が撮れました。

さらにもっと近づいて撮影しようと、脚立の位置をもっと近づけて、その上に立ち、カメラを向けたら、姿が消えていました。

今朝はサルの足跡を発見。もちろん、野生のニホンザルです。

舗装された農道の上に溜まった柔らかい泥に跡が残っていました。

前足の跡は人間の子供の手によく似ています。この写真では前足の跡と後ろ足の跡が混じっていて、わかりにくいかもしれないので、もう1枚の写真を見てください。



上が右の前足、下が右の後ろ足です。後ろ足の親指が横に大きく離れているのが特徴です。

手の平や指の全体を地面につけて、足も指と足の裏全体を地面につけて歩いています。

サルの歩いた方向には、栗畑があるので、様子を見に行くと、



緑色の栗のイガが落ちていて、中の未熟な白っぽい栗が渋皮も剥かれて、食べられていました。渋皮まで剥いて食べるのはサルの仕業のようです。（イノシシは栗の実を噛みつぶすようにして食べるのです。）

足跡を残したサルが犯人でしょうか。

今日は、せっかくの日曜日だったのに、猿の群れがやってくるという情報があって、サル追払い隊員として、出動しました。

栗畑では、早生の栗が落ちてくる時期なので、猿はそれをねらってやってきたのかもしれません。

本日の追払いは成功して、被害はなかったのですが、近くの山で一泊した群れが、明日の早朝、再び、栗畑に出てくる恐れがあるので、油断はできません。

猿の群れがやってきそうな場所で見張っていたときに、キョッ、キョッというような大きな鳴き声が聞こえたので、あたりを探すと、キツツキが木の幹にとまっているのが見えました。

スマホのカメラを望遠にして、何とか鳥の特徴がわかる写真が撮れました。

トリミングすると、



このキツツキは背面が緑色なので、アオゲラのようです。

コゲラはよく見るのですが、アオゲラを見たのは久しぶりです。

写真には写っていませんが、手前にアカメガシワの木があり、その果実か種子を食べに来ていたようです。ときどき、アカメガシワの木に飛び移り、また、戻るという行動を繰り返していました。

サル追払いの出動で車いじりができなくなったのは残念でしたが、アオゲラに出会えたので、ラッキーでした。

我が家には、毎日のようにいろいろな動物が訪ねてきてくれます。

昨夜は軒下に置いた多肉植物の鉢にカタツムリの1種が這っていました。

多肉植物の葉を舐められてしまうと困るのですが、まずは何者かを知るために、ヘッドランプで照らして写真を撮りました。

以前は見たことがなかったと思うのですが、最近、家の周りでときどき見かけるようになった種です。



貝殻は薄い茶褐色で濃い茶褐色の斑紋があります。殻の縁に黒褐色の筋が1本あります。

殻から出た体はずいぶん長く伸びています。体色も貝殻同様の薄い茶褐色で、濃い茶褐色の細かい斑紋がたくさんあります。眼の柄はV字形に長く伸び、なかなかのスタイリストです。



殻の裏側は薄い茶褐色で、模様はあまりありません。貝殻のヘソ（渦巻き状の貝殻の腹側中心のくぼみ）は体に隠れて見えていませんが、小さいようです。



頭部のアップです。V字形の眼柄が長く伸びていて素敵です。

眼柄とは別に下向きの短い触角があります。また頭部の中央に、小さなこぶのような突起が一つあるようです。

ネットで調べてみると、コベソマイマイという種にそっくりです。

今度見つけたら、貝殻のヘソの形など特徴となる部分を写真に撮って、確認したいと思います。

このマイマイは、多肉植物の葉を舐められると困るので、庭木の茂みに放り投げておきました。

プランターの花に水をやろうと、バケツの上の如雨露を持ち上げると、バケツの水面を黒い何かが泳いでいる。



バケツの中に落ちてしまい、ずっと泳ぎ続けていたようです。

バケツの水と一緒に庭に放してやると、



雑草の上でしばらくじっとしていました。

その間に、これが何者かの手がかりを得るために写真を撮りました。



吻が突き出ています。その先に鼻孔が開いているようです。水面で泳いでいたときは、吻の先端の鼻孔を水面から出して呼吸をしていたようです。バケツの中に落ちてしまったのはいつだったのでしょうか？ ずいぶん体力を消耗しているようです。



もう少し近づいて写真を撮りましたが、耳はわかりますが、眼がどこにあるのかよくわかりません。毛は長めです。柔らかそうな毛で、乾いていればふさふさとしているはずですが、濡れてしまって、ボサボサになっています。黒い毛と白い毛が混じっているようです。

もっと近づいて写真を撮ると、



ようやく眼の位置がわかりました。黒い小さなビーズ玉のような眼です。
吻の周りには黒や白の長い毛がまばらに生えています。触角の役割を果たす毛のようです。おそらく、小さな眼の視覚よりも、吻の嗅覚や毛の触覚の役割の方が重要なのでしょう。

もっと体の各部の写真を撮りたかったのですが、逃げていったので、写真はここまでです。

逃げるだけの体力はあったので、よかったです。

足や尾が草に隠れていて、写真が撮れなかったのですが、この頭部の特徴から、これはモグラ科のヒミズのようです。土の中や落ち葉の下で生活しているようです。

毎日のように、いろんな動物が出現して、退屈しません。