目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回の美浜で予想はしていたのだが中古組み合わせた足では何ともならない。
フロントはAE111で使用していたカートリッジ、リアはお古のS15カートリッジ、4本とも抜け気味だったり動きが渋いのは解っていたが、ダンパーオーバーホールするにもスプリングレートが決まらないと依頼できないので騙し騙し使っていたが・・・。
フロントに荷重が乗せきれないためブレーキング不安定(^^;)
まずは一つづつ潰すためリアのハイレート化をテスト。
2
初期セットはフロント8.9kgリア8.0kgのシングル仕様、フロント車高5mm低いセットにしてあった。
このセッティングはうちの子の車重実測から初期を出したもの、フロント荷重55%、リア荷重45%の車両なのでフロントを100ポンド固めでスタートは前後車高平行でスタート。
リアはハイパコの8inで有効ストローク126mm
3
スプリングは回転しながら縮むので、エンドレス特許のピロボールスプリングアッパーシートを使い、スプリングが縮む時の引っ掛かり(硬さ)を抜く仕様。
今回はこれを使ったまま150ポンドアップの10.7kgを使います。
4
工場に転がっていた7in 600ポンドを使います。
ここの工場、最初に新品のハイパコ1台分を買うとその後のバネレート変更は工賃のみ(自分でやる場合は工賃も無料w)なのでやりたい放題ww
だがここで問題が。
8inの450ポンドはストローク126mm、7inの600ポンドはストローク106mm。
ダンパーのストロークは110mm・・足らない。。
基本、ダンパーストロークよりスプリングストロークの方が少し多いのが基本、さてどうするか。
5
そこでハイパコのアシストを使います。
ただ、エンドレスダンパーはアシストのシートが入らないので一度ブーツを分解してシートを入れ、あらためてブーツを取り付けワイヤーツイスターで固定。
ツイスターは車の世界ではあんまり使いませんが、2輪のレースなどでは必項、転倒時の事を考えブレーキナット等に穴を開けロックするのに使います。
6
ダンパー仮組完了。
メインレートも上がっているし、アシストも着いたので改めて車高をセットしなければなりません。
リアのハイレートはアクセルオフからブレーキング時にリアの荷重を素早くフロントに移すための策。
当然、減衰も再セッティング必要、バネのレートが上がったので前に移しやすくはなりますが、逆にアクセルオン時はリアに乗せにくくなります。
減衰は硬さで考えるのでは無くスピードで考えるとわかりやすいです。
弱めると動くのが早い、締めるとゆっくり・・・減速だけ考えると緩めるのですがピッチング等みながらセットしていきます。
7
車両に取り付けスプリング調整。
アシストは密着長23.7mm、スプリングは106mm、ダンパーストロークは110mmなので・・・
110mm<(実測メインストローク+アシストストローク+5mm)で基本セットします。
スプリングストロークの5mmは車両によっても変わりますが最低欲しい量。
取り合えずアシスト35mm(35mm-23.7mm=11.3mm)、メインスプリング0G実測が176mm(カタログ値177.8mm-176mm=1.8mm)なのでストローク106mm-1.8mm=104.2mm。
合計すると104.2mm+11.3mm=115.5mm(スプリングストローク)となります。
8
車高を合わせて完成。
車高は触る前と同じくフロント5mm低い状態でスタート、ここを変えてしまうと良いのか悪いのか分からなくなってしまうので。。
これで基本レートが決まるとダンパーオーバーホールに出せるんだがなぁ・・・どうなることやら。。
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