2017年04月07日
明日は1月に購入したフォレスターD型の納車です。
新しい車を購入するということは,車を普段使いする者にとっては古い車を手放す話となります。今,外にある赤いフィット君は平成17年製で,1年落ちの中古車で購入しました。その前はスターレットという車に乗っていたのですが,自分で車を購入するのは初めてで,しかも赤色という色を選んだのは,当時の自分を勇気づけるためでもありました。
そのフィット君は北へ南へ,相当走りました。購入時は確か走行距離18000㎞程度だったと思います。しかし昨日のタイヤ交換までに168904km。結構乗りました。あの車で行ったことのない県は,おそらく北海道,沖縄,高知,徳島かな。そうやって言えるほどに,あちこちに行きました。車中泊も何度もしました。マニュアルシフトを駆使して燃費記録に挑戦し,実家までの1500㎞弱を20㎞/l以上を記録して走ったことも何度もあります。すばらしい車でした。
初期は結構洗車にお金をかけたり,ここ数年では自分で内張をはいでオトナシートを張ったり,ニードルフェルトを入れて静音化してみたり,あれこれしました。エンジンオイルは0W20の化学合成油を入れかなりメンテナンスしてきたから,エンジン系のトラブルはほとんどありませんでしたし,一昨年にクラッチ版も交換しているので,まだ現役で走れるとは思います。
ガタはあまりきていないけれど,強いて言えば少しあちこちがカチカチいうようになったり,疲れてきている雰囲気はあります。問題はほとんどない車だけれど,最近,実家へ帰るのやら少し疲労が増えてきてしまったのもあり,大きな車の方が良いのではという判断で,買い替えです。
「きっと廃車になるんだろうな」と思うととても悲しいです。一昨日に「最後の洗車」をしてきて,昨日スタッドレスタイヤからノーマルに交換。なんだろうなあ,これは。たぶん「死に化粧」という感じに近いのか。自分の喪の作業でもあるのだろうけれど,フィット君の歴史を自分の作成したメンテナンス表を見ながらしている気がします。
明日,フィット君はスバルに引き渡されます。4万円。もう誰も乗らないのかな。スターレットの時も寂しかったけれど,フィット君もかなり寂しい。本当なら,エンジンとか乗せ換えたり,内装をやり直したりとか,いろいろと完全にメンテナンスできるような時代になればいいのに,と思うけれど,そうもいかないんだなあ。これから電気自動車の時代が来ればもっとそうなのかな。
次のフォレちゃんも大事に乗りたいな。10年乗れるだろうか。まあ,できるだけのことしかできないけれど,自分なりに大切に乗っていきたいと思う。
Posted at 2017/04/07 21:24:54 | |
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