2017年04月10日
マニュアルのフィット君に乗ってきて,「燃費をよくしよう」と思えば結構そうすることができた。メーカーの発表で19.4㎞/lのところ,基本は16km/l~18km/lという感じだったけれど,「気を付けてこういう
運転をすれば20㎞/lいける」という感覚があった。つまりアクセルワークにはそれなりに自信があったし,こういった感覚はCVT車などのオートマチック車でも通用すると考えていた。
初日に100㎞くらい乗ったけれど,ここのブログでもどういう風に踏んでいけばいいのかまだわかっていない,という話を書いた。僕の中ではいくつかの仮説があって,そのどれだろう?と考えていたと
いう話だ。
今日は渋滞路を走ることになった。渋滞でどれだけ燃費を悪化させないか,というのはこれまでも結構気を払ってきたテーマだったので,アクセルの感じを工夫してみた。しかしどうあがいても10㎞/lにも届かない。9.8km/l??そして履歴の画面を見ていても,5km/lなんていうのもあり,それくらいが続いてしまう。ふむう。この車はどんどんガソリンを食うんだな,と思う。
目的地に着いて,帰り少しだけアイサイトのクルーズコントロールがどんな挙動をするか試してみようと思って使ってみた。もちろん一般道での使用は危険だとは思うけれど,ブレーキをいつでも踏める準備をしつつ,練習。
フォレスターのアイサイトVer.3は,スイッチを入れて,クルーズコントロールをスタンバイにしてから,ハンドルのsetのスイッチを下にひねると追従が始まる。
発進の感じは僕がアクセルを踏むよりもずっと強い。グッと背中を押される感じがあった。しかし前の車を認識すると割と穏やかに車速が抑えられる。ただスピードを高く設定しておくと,自分が思うよりも長く加速することもある。だから「ああ,ここらへんで減速すればいいかな」と思えるポイントが来たら,クルーズコントロールをスタンバイ状態にするためにスイッチを切ると,うまいこといった。そしてまたスピードを出せばいい,と思ったら,setボタンをひねる。停車したら,ブレーキを踏まないといけない,というのが,サイドブレーキが電動ではないことの副作用らしいけれど,これまで完全にマニュアルを運転していた人間にとっては大したことでもない。というか,発進するときsetボタンをひねるだけで加速してくれるのは,かなり楽だ。
こうやってアイサイトの挙動を実験してみていて,驚いたのは燃費が一気に伸びたこと。僕自身が10㎞/lに届かない感じでいらいらしていたのが11.5km/lくらいに増えた。。。ふむう。「あの加速で?」と思ったけれど,それが事実だ。もちろん,僕がずっとアクセルを踏んでいた行きよりも車の流れは良くなったけれど,1㎞/l以上も差がつくというのはショッキングだった。「アイサイトを過信してはならない」というけれど,少なくとも「加速」などについては,フォレスターという車の特徴に相当にフィットしたセッティングになっているのだろう,と感心する。悔しいけれど,きっと手でカチカチとやったりして,うまく自分の運転に取り込んでいった方が,日常の利用では経済的にもなりそうだと感じた。
ただ,運転の楽しさそのものは減るかな。「燃費」などの経済性を考えた瞬間からそれは減るものだから仕方がないのだけれど,フィット君では,ある程度燃費をあげておいて,「ここは気持ちよく走り
たい」というときだけ,ぐっと踏み込んで楽しんでいたりした。フォレ君もたぶんそういったやり方になっていくとは思うけれど,時々は楽しみたいなあ,とも思った。
しかし機械,すごいなあ。ちょっと悔しかったドライブでした。
Posted at 2017/04/10 18:16:45 | |
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