2018年07月13日
※Cさんのお話しと、他に帰宅中の警察官が巻き込まれて・・・と聞くのですが、地元新聞の朝刊に掲載されたお亡くなりになった方々の一覧にそれらしいものは無く・・・ 実際どうだったのか?
広島市周辺の海岸部よりかなり標高が高く、海岸側の広島市安芸区矢野町から川に沿って、旧来の県道を次第に上がって行き、特に熊野峠付近ではかなりの傾斜をキツいカーブを伴いながら登って行きます。
その交通難所を迂回し、沖合を埋め立てた物流団地から国道31号線とJR呉線を高架で、急峻な山をトンネルで貫いて熊野バイパスが走ります。
6日金曜日夕方、AさんとBさんはいつものように、物流団地から熊野バイパスを豪雨の中を走って帰宅しました。
いつも県道矢野熊野線を使うCさんは、熊野バイパスのトンネル手前と県道を繋ぐ市道交差点を過ぎた浅田病院辺りで、渋滞に巻き込まれ、そのうち県道沿いの川が溢れ始め、県道も土砂混じりの川のように・・・
それが次第に酷くなり、クルマのタイヤ辺りまで水泥没しそうになった頃、並ぶクルマに一台一台声を掛ける人が・・・
「危険ですから、クルマを置いて逃げて!」直ぐさま、泥水に押されて開かないドアをどうにか押し開け、腰近くまで埋まりながら脱出したそうです。他にも辺りにはクルマを捨てた人達が10人くらい・・・
その声を掛けていた人は、クルマに留まる中高年ドライバーをしつこく説得していたそうです・・・
「バイパスから見えるけど、あの少し見えてる埋まった●●いクルマはCさんのよね~ 電柱に突き刺さったクルマも・・」
「まだ一年か二年経って無いんじゃない??」
「そんなんで、どうやって逃げたん?!九死に一生だ!!」
「命が助かっただけで、充分・・・」
非非番になり、丁度ご帰宅途中だったとの事です。自らの危険を顧みず避難を呼びかけていたというその三名の広島県警の方のご冥福を心からお祈り致します。
Posted at 2018/07/13 20:16:38 | |
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本日の、嬉しい!哀すぃ・・・ | 日記