
昨年1月の西棟テナント天満屋百貨店閉店、その後のコロナ渦による休業が重なった有名テナントの閉店、そして昨年11月に発表された残る東棟の主要テナントと衣料品・日用品系テナントの今年1月末での大量閉店により、広島の大規模ショッピングセンターの先駆けとなったアルパークが、とても無惨な状況です。
1990年春に三井不動産により広島市西区商工センターに開業した当時は未だ珍しかった大型店舗と小売り店舗・遊戯施設・医院・レストラン街・スポーツ施設・ゲームセンターなどが複合したアルパーク。
開業の週末は数十万人が押し寄せ、千台規模の駐車場が有るとあって広く県外からも集客する人気振りでした。当時、そのアルパークを見下ろす西広島バイパス上の鈴が峰団地に住んでいたので、ほぼ毎週末に♪
ほぼ十年かくらいは無敵でしたが、1994年に広島段原サティ、2004年に面積八万平米の広島府中ソレイユと三万平米規模のイオン宇品が同時開業。同時期に、観音アウトレット。更に数年後に広島市内初のゆめタウンであるゆめタウン広島、更に数年後に広島祇園サティと競合する大規模商業施設が広島市内に次々開業して行きます。
最後のトドメは、広島市西部に隣接する廿日市市のゆめタウン廿日市、それに続いて同じ広島商工センター内のレクト(ゆめタウン系)、そしてアルパークから車で約15分のジ・アウトレット広島。完全包囲!!
ジ・アウトレット広島開業から一年経過した2019年に、天満屋が2020年1月での撤退を発表。この天満屋アルパーク店と同じ西棟に有るレストラン街の “ 醉心 ” は、年に何回か食べていたのでショックでした。
以下は、現在のアルパークの様子・・・
(1)二階フロアメイン通路の東端階段上ベンチから西方向を。真っ直ぐ行くと道路上の連絡通路で西棟(全館閉鎖)へ繋がります。メイン通路でこの人出。通路左右は、ほぼ空きです。
(2)メイン通路を進んで振り返りました。階段ベンチが見えます。
(3)少し進んで東棟の西端に。通路北側にスーパーが撤退して閉鎖になった地階から残ったクリーニング店が移転。ブランドショップの跡地に・・・奥にはラコステの跡地にやはり地階から残った現像ショップが・・・
(4)通路の南側、残るゴディバの向こうにやはり閉鎖された地階から残る地産品ショップが、ブランドショップの跡地に・・・ゴディバと地産品ショップの間の通路を奥に入ると広島県唯一のギャップが有りましたが、早々と昨年九月に撤退しました。
(5)二階フロアから下りて立っているのはほぼ地平と同じ面です。右手下かほぼ半地下ですが、地階フロア入り口。店舗表示が有りません。食品スーパー・用品店・マツモトキヨシ・フードコート店舗・ベーカリーが撤退し閉鎖されています。その上の一階フロアには変わらずユニクロ・アカチャン本舗が営業日です。西棟では、一番の賑わい。
(6)二階フロアメイン通路に有る案内版。見にくいですが、良く見て頂くと二階フロアがほぼがら空きなのが判ると思います。1月末で女性ファッションの大半が撤退しました。三階四階には、半数近くのテナントが営業中。
今日、一月末の大量テナント撤退以降で、二回目に訪れてみました。完全閉鎖の西棟と合わせ改装後のオープンが気になります。インフォメーションで 「 改装後のオープンは、いつ頃ですか? 」と訊いたのですが、その回答が余りにも恐ろしくて!!(((((゜゜;)
Posted at 2021/02/21 22:24:30 | |
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広島新風景 | 日記