ホンダ純正ナビGathers(ギャザズ)へのセパレートスピーカー取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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中古車に装着されていたホンダ純正ナビ、ギャザス(パナソニックVXM-175VFWi)ですが、社外品ナビを取り付ける際のハーネスのように各ピンのギボシ分岐がありませんでした。
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この車の純正スピーカーの音質はそこそこいいですが、独立したツイーターが付いておらず、足元からしか聞こえてこない音に違和感を覚えました。
どうしても耳の高さに近い位置にツイーターを置きたく、中古でカロッツェリアのスピーカー TS-C1710Aを入手しました。
…が、どのように配線しましょう?私の中ではツイーターはダッシュボード上に置くのは必定です。
クロスオーバーネットワーク配線をドアのウーファー端子から分岐させ、ダッシュボード上に引き出すというのは大変な手間がかかりそうで現実的ではありません。
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そこでカーナビ裏から分岐させることにしました。そのために色々準備します。
まずは物置に転がっていたスピーカーコネクタ変換アダプタの被覆が付いている方の平型コネクタ(メス)を切断し、普通のギボシ(オス)(メス)を新たに取り付けました。
これはクロスオーバーネットワークのウーファー側端子を分岐させるときに楽に接続させるための物となります。
写真は作業前のものです。
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続いてクロスオーバーネットワークの各端子目掛け、クレのエレクトロニッククリーナーを噴射し清掃します。
何しろ中古ですので少しでも導通を良くしたいです。
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続いて運転席ドアの内張りを剥がします。操作パネルからコネクタを二つ外し、内張りをドアから分離させます。
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純正スピーカーとTS-C1710Aウーファー部とを付け替えました。写真は付け替え後の物です。
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そしてここからが本題、純正ハーネスからスピーカー線を分岐させます。
背面から見て左下の大きなコネクタをカーナビから外します。ロックは、上部の白い爪をつまんで手前に引き出すと、コネクタごと外れました。
そしてケーブルの束を覆う黒いカバーを、黒いビニールテープを剥がしながら外しました。これでケーブル束が露出しました。
カーナビ側、次の各色配線を切断し、白(フロント左側+)にギボシ(オス)、スピーカー側にギボシ(メス)を付け、いつでも復帰出来るよう準備します。
同様に黒(フロント左側-)にギボシ(メス)、スピーカー側にギボシ(オス)を付けました。
ちなみに赤(フロント右側+)、緑(フロント右側-)も同様に施工しました。面倒くさいこと…。
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後はクロスオーバーネットワークのアンプ側端子をカーナビ側ギボシへ、ウーファー側端子を上記工程「3」の変換コネクタを介しウーファーへのギボシへと取り付けます。これでウーファーが鳴るようになりました。
後はツイーターへの配線をダッシュボードの下側隙間を通し、三角窓のパネル部へ出るようにしました。
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三角窓下のパネルのエアコン吹き出し部のスリット内部にドリルで穴を開け、配線が通るようにしました。
そしてクロスオーバーネットワークのツイーター端子とツイーター自体の端子を接続し、パネルを元に戻しました。
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後はツイーター基部にブチルテープを貼付し、配置を考えながらパネルに固定しました。いい感じです。
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あわせて、後ろのドアスピーカーも純正からcarrozzeriaのTS-J1710Aに付け替えました。これはツイーターとウーファーが一体となっている奴ですが、クロスオーバーネットワークが付属しております。
こちらは車両側のコネクタ端子2本、スピーカー側は端子3本となっており、特に悩むことなく結線出来ました。
仕上げにツイーターの可動フィンを着座時の耳方向に合わせ完了です。
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…本作業終了後、なぜか発車のたびにドアミラーが畳まれるようになりました。この車はドアロックすると自動的にそうなる仕様ですが、電流が通常と逆に流れるようになってしまったようです。
どうしよう…慌ててディーラーに駆け込み診断してもらうと、運転席ドアのコネクタ2箇所のうち1箇所が外れていて、それを嵌めると直ったとのことでした。
内張りを取り付ける際の私のポカミスです。ご迷惑をおかけしました。修理ありがとうございました。
こうして顔から火を出しながら、スペースシャトル大気圏突入時のような速さでディーラーを後にしました。
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【副資材(前後スピーカー交換したため2式)】
バッフルボード:
カロッツェリア UD-K5210
スピーカー変換ハーネス:
エーモン AODEA ホンダ車用 2079
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