
GWの4月某日、家人の某ステーションワゴンで一路青森路へ。この車には、三菱アイに取り付けその性能を気に入った、PIVOTのスロコン3-drive αを同様に取り付けております。
そのオートクルーズ機能を活用し、脚への負担を少くしながら高速道路でワープしました。
そして最初の目的地、五所川原市にある太宰治の生家「斜陽館」へ到着しました。周囲の建物と比較しますとこの建物だけスケールに違和感を覚える大豪邸であります。
ここに来るのは3〜4回目ですが、来るたびに「凄いな」と感動します。昨今、若い女性の来訪が少なくないことが、記帳から窺えます。漫画「文豪ストレイドッグス」の影響ですね。
順路通りゆっくりと室内を周遊し、最後に太宰風のコートを羽織り、記念撮影して見学を終えました。
若い頃太宰の本は何冊か読みましたが、私は中でも「津軽」という本が読みやすく好きで、本へ出てくる土地を聖地巡礼の如くドライブしたことがありますが、今ではその内容は全く覚えていません。そのうち読み返したいと思います。
続いてつがる市の高山稲荷神社へ行きました。まずは長い石段を登ります。
そして拝殿を参拝しました。続いて名物、千本鳥居へ向かいました。太鼓橋を渡ります。
本当に千本あるのかは不明ですが、夥しい数の鳥居をくぐり抜けます。
千本鳥居といえば、かつて島根県・津和野の太皷谷稲成神社を訪れたことがありますが、やっぱり居並ぶ鳥居をくぐると気持ちが引き締まるといいますか、非日常感が半端じゃないですね。
坂を上り詰め、スタート地点を見下ろします。緑の中の赤が美しいです。ここの高台にはお稲荷さんが居並び、顔の表情が一つ一つ全て違います。見比べるのも一興です。
スタート地点の龍神宮へと戻り、家人がおみくじを引いたところ、凶が出て、大変落ち込んでおりました。凶はレアなので、ラッキーとも思いますが…撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり…でございます?
続いて車は南下します。途中、亀ヶ岡遺跡前を通りかかりますと、教科書でおなじみ遮光器土偶の石像がありました。
そして何の変哲もない田舎の商店街を進んでおりますと、前方に妙な物体が現れました。
ズーム。
さらに接近。
ここは知る人ぞ知る、JR五能線「木造駅」の駅舎です。正面に、遮光器土偶があしらわれております。
真下から。駅舎の設計図面を見たくなりました。
これは昔私が購入した、イカロス出版の「珍駅巡礼」という本です。いつか行きたいと思っておりましたが、ようやくその日がきました。
全国ナンバーワンの珍駅と謳われております。列車が近づくと目が光るとのことです。
この駅には、先日出川哲朗氏がテレビ番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で訪れております。
たまたまその放送を見ていた私は、彼ら御一行が入った駅前の食堂で昼食を食べることにしました。この写真の左から二軒目、神武食堂です。
店内は盛況で、ほぼ満席でした。沢山の芸能人のサインが飾られておりました。もちろん出川氏の充電旅の際のもありました。
私が注文したのは五目ラーメン。ボリューム満点で美味しかったです。ごちそうさまでした。
我が身を充電し終えた後、駅へ戻って岩木山をパチリ。いつも南側から見る「山」の形の姿とは違って、均整の取れた三角形をしておりました。相変わらず美しいです。
続いて、青森市へと移動し、青森ベイブリッジを渡り、青森港へ浮かぶ「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」へ行きました。
昔、青森と北海道とを往復していた船が、現在は博物館となっております。
操舵室では様々なスイッチ類、計器類が男心をくすぐります。
看板へ出ると、鯉のぼりが大空に舞っておりました。ここからの眺めは最高で、青森湾から市内まで、パノラマを堪能しました。
地下には巨大なエンジンがあり、圧倒されました。一体何馬力あるのてましょうか?
推進機関/発電機関操作盤。裏方の仕事は地味ですが、重要ですね。
ということで、GW前半は津軽地方を堪能しました。今回、日程の都合で龍飛崎、十三湖を泣く泣く諦めましたが、またの機会に観光したいと思います。
今回の旅の行程:
Posted at 2024/05/05 22:32:00 |
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