NBエアロボードの補修

中古のエアロボードを入手し、前回清掃をしましたので、今回は復元して行きます。

まずはネットのゴムのたるみから…
家庭にある物を使います。
いちいちこの為にお金を使うのも何なので…

伸びて伸縮力の無くなったゴムを家の裁縫道具の中にあったスエットのゴム紐を使って交換しました。

ゴム通しを使って通してから、ある程度の「張り」がある状態の長さで仮固定します。
ゴムの固定は、元々糸で縫い付けてあったので同じように縫い付けて固定します。
勿論手縫いで…

老眼の私には糸通しが無いと針穴に糸を通せません！

粗方、ゴムに糸が通るように何度も糸を通して行きます。

糸の固定が終わったら、復元して行きます。
ネットを押さえるブラケット…
ガイド穴が本体側に空いてるので、ハマる向きにしかハマりません。

お次は、ボード本体を車体へ取り付けるブラケット…
違いに気付いてしまいました。
車体に合わせた向きで言うと運転席側の固定穴がコレ！

助手席側の固定穴…
左右に調整出来るように楕円穴になってます。
と言う事は、本体へボードを取り付けて位置決めをしてロック、その後にネットのカバーを取り付ける手順となります。

補足情報
トリムなど樹脂パーツの表面が荒れて白くキズが入った場合、簡単に消せる方法がありますので、ご紹介しておきます。

白く傷が付いているのは、そもそも樹脂の表面が硬い物に触れて、削れ、荒れが発生して白く見えているのです。
なので、表面に熱を加えて擦ってやれば白く見えるキズは消えます。
一番簡単なのは、軍手で白くキズ付いている箇所を擦ってやると目立たなくなります。(熱くなるくらい)
いわゆる表面を溶かすイメージ！

良くあるケースは、CX-5なんかのオーバーフェンダー、木の枝か何かで白くスジキズが入ったりしますが、軍手で擦ってやると目立たなくなります。
但し、この方法は樹脂が古く劣化していない物に限ります。

少し擦れた跡は残ってますが、綺麗になりました。この方法だと傷が浅いものであれば、大体は消す事ができます。
あとは艶出剤で誤魔化します。