鉄道駅巡りブログです。
これまた少々古いネタになりますが、去る5月28日にJR山陰本線の
上川口駅(京都府福知山市)へ立ち寄ってみました。
↑実はこの駅へは過去に何度か訪れております。そして上の画像は前回訪問時(2015年8月31日)に撮ったモノです。
この日は生憎の悪天候で、あまり写真を撮れませんでした。なので、ほぼ2年後に改めて訪問してみた次第です。
↑2017年5月28日の上川口駅。
2015年8月31日とは打って変わって好天に恵まれました。
↑駅前広場の東側の風景。
蒼い空に緑の山々、そして野原、うーん、長閑ですね・・・・。
↑こちらが駅舎。コンクリートの近代的な駅舎ですが、この駅を初めて訪れた1985(昭和60)年8月の時点では既にこの駅舎でした。
↑駅舎待合室内部。
ベンチには座布団、室内には文庫本やマンガ本が備え付けられ、そして花が飾られていてほっこりとした気分にさせてくれます。
一日の乗車人員数が41人(2015年)と利用客数の少ない駅ですが、地元の人々から大事にされている事が伺える室内です。
↑ホームに出てみました。
対向式ホームと島式ホームから成る二面三線の駅です。
駅舎側のホームに上り列車が、跨線橋にて連絡された反対側のホームに下り列車が発着します。
ここ上川口駅は福知山駅と下夜久野駅の間の駅ですが、福知山駅まで6.7km、下夜久野駅まで7.2kmと、どちらも結構な距離があります。
↑駅の福知山寄りのホームは嵩上げされていない、高さの低い「汽車用ホーム」が残っています。
しかも表面は未舗装です。
この上川口駅を含む福知山駅~城崎駅(現:城崎温泉駅)間は1986(昭和61)年の秋に電化され、それに合わせてホームの嵩上げが施工されました。
↑電化前はこんな列車が走っていました(1986年8月撮影)。
↑上の画像は1985(昭和60)年8月31日にここ上川口駅にて撮ったものです。
↑大体同じ地点の2017年5月の様子。
32年前にはなかったフェンスが設置されています。
↑こちらも1985年8月の画像。
この時点では架線柱の建植は完了しているものの、ホーム中央部の嵩上げは未施工です。
↑大体同じ地点の2017年5月の様子。
嵩上げされていないホームの上は若草で覆われ、32年の時の流れを感じさせます。
↑駅の北側にある保線用車両の車庫。
32年前とほぼ変わらぬ姿でした。
↑向かい側の島式ホームの上にある待合室。
↑この待合室には「建物財産標」が確認できました。「昭和7年3月」とあります。
駅舎は近代的ですが、ホームの待合室は結構古いです。
↑地層のようにアップデートの履歴が積み重なったホーム。
歴史を感じさせますね。
↑下りホームから見た福知山方面。
↑こちらは和田山方面です。
↑上りの電車がやってきたので、動画を撮ってみました。
↑223系電車の2両編成です。
30数年前はディーゼル機関車の牽く客車列車であった事からすると隔世の感があります。
車両は代替わりしましたが、駅そのものは昔とほとんど変わってはいません。
↑跨線橋の上から。和田山方面です。
↑こちらは福知山方面。
さて223系電車の上り電車はなかなか発車する気配がありません。
・・・と思っていたら、福知山方面から下り電車がやってきました。
今や希少となりつつある国鉄形の113系電車です。が、未だにこの緑一色の塗装に馴染めずにいます。
何の変哲もないごく普通のローカル駅ですが、今回は個人的に思い出のある駅という事で改めて訪れてみました。
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Posted at
2017/09/04 18:43:51