5年程前ですが、妻が勝手に日産のリーフ体験キャンペーン応募して当たって、1週間限定で運転した時の事を今日は書き込みます。
当時は、既に18年以上乗り続けたホンダのCR-Vが我が家のクルマでした。
妻がこの日産のキャンペーンに応募したきっかけも、たまには違うクルマで当時、長男が群馬の高校へ野球留学しており、その時に乗れればと思って応募したようです。
それで、自宅の大阪から群馬までそのリーフ(写真のようにオレンジのメタリック色でした。)で行ったのが失敗の始まりでした。
大阪から群馬までの距離は、約500km弱あり当時の自家用車であるCR-Vでも休憩の余裕見て8時間弱かかるのですが、このリーフの満充電後の航続距離のスペック上は約280km、でも実際には150km行けばイイ方で、200kmは無理でした。最初は燃費を気にする90km/h前後で運転していたのですが、各サービスエリアにある充電スタンドの扱いがわからず、高速を降りた近所の日産販売店の充電サービスを探して、充電後に高速に戻ってたりしており、しかも30分間かけて充電しても満充電にはならず約80%くらいで再出発する事に...
そんな事を繰り返していると、バッテリーが空になる丁度のところにサービスエリアがある訳ではないので、余裕見て100kmくらいで充電ができるサービスエリアを探し、結局約12時間かけて目的地に到着、片道5回は充電しました。3回目の充電の時にサービスエリアでの充電方法は理解できたのですが、充電の都度30分充電時間が必要であった事を考えると、4時間余計にかかったのはかかり過ぎと思われるかも思われるかも知れませんが、サービスエリアに充電施設は複数あるような場所は少なく、必ず充電できるとは限らず、先着の充電が終わるのを待っていると更に時間を要するのです。
また、8時間くらい運転しているとモーターが熱を持つらしくパワーセーブモードでの運転を強いられました。(加速力のセーブや100km/h以上出ないモードだったように思います。)
行きは、妻は先に群馬に行っており一人で行ってたのですが、初めての充電や、バッテリー残量を気にしなければならない状況は、心細い思いで途中で諦めて帰ろうかと何度も考えました。帰りも同じように5回の充電で、助手席に妻を載せて帰りましたが、申し訳無さそうにしていました。(まぁ私は行きで経験済みなので、のんびり帰ろう感覚でしたが...)
と言う事でしたが、今思えばリーフは満充電での航続距離をはるかに超える長距離ドライブには向いてなくて、30分間の充電で80%くらいの充電度ですが1回に付き\1,500円なので、片道5回の充電で\7,500かかった事になり、往復なら\15,000になります。
ガソリンなら当時乗っていたCR-Vなら高速で10km/Lくらいでしたので、例えば\150/Lなら、大阪ー群馬の往復距離が1000km弱くらいなので、往復で\15,000と何と偶然にも同じ金額になります。(あんなに苦労して同じかぁ、今のエコカーならガソリン車が勝っているなぁ)
とまぁ色々書きましたが、ガソリン車に比べ、電気自動車は充電費用に色々安くなるサービスや、新車購入時には補助金もある為、実際に電気自動車を自家用車にすれば、そう言ったサービスを利用するでしょうから電気自動車の方が維持費が低い事になると思います。
また、100km以内近距離移動なら電気自動車がガソリン車と比べて有利になる点が多くなるとも思いました。(都市圏のタクシーなんか向いているように思いますが、余り電気自動車のタクシーは見かけないのは何か理由があるのでしょうか?)
驚いたのはアクセル全開の加速力は、当時の2000ccのクルマには味わえない加速力で本当に驚きました。モーター特有の静かでありながら強烈な加速感は他には無い感覚でした。(その加速力は3000cc以上か2000cc以上のターボ車のスポーツタイプ並かなと思います。)
今思うと、リーフの長距離ドライブは疲れましたが、貴重な経験をさせて頂いたと思います。
最新型のリーフは、満充電の航続距離が伸びているので、ちょっとましにはなったかな?
Posted at 2021/07/16 22:59:36 | |
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体験キャンペーンで借りたリーフ | クルマ