後藤
「身軽さが信条なのだろ?ーーならば。迷うな」
羽海野チカ 「3月のライオン」
ろくに走れない長雨。
それならばとて、一路単車屋へ。
ケロリで山に行くのもとても楽しいのですが、場合によっては片道200kmの出動もしなくてはならない我が家の長距離航行担当マシーナリィ。
ダートではグリップが足りないタイヤ銘柄や、ズボラなシフトチェンジでトルクバンドを外れていてもブツクサ言いながら加速してくれる、何故か楽しい呑気な純正キャブは長旅の愉快なお供でもあります。
両雄並び立たず。
剣を握らなければ おまえを守れない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
ってオサレポエム師匠も言ってたし。
私なりに考えた結果キャブや排気系を換えるより、我がニョロリはひとまず操作系のソフィスティケイトと軽量化への道を追ってみることにしました。
ダサシヴい純正の見た目を残すか(結構好き、
それとも見る影もなくすかはまだ脳内会議で議論が紛糾しています。
そんなわけで純正メーターはレトロで好きだけど、そんなことを言っていては軽量化は進みません。
失うのが怖いから、愛するものを手放してしまう...
一人くらい、そんな馬鹿がいたっていい。
あんたもそう思うだろ?(哀しみをたたえた瞳
メーターはステーと合わせて650gほどもあるようです。
手元の軽量化もまた結構効く筈とて、以前購入してぶん投げてた、なんかおもちゃみたいな軽いメーターへの交換を目論んでおります。
とはいえ機械音痴がぬののふくを着て歩いては職質をされるのがライフワークとまことしやかに囁かれるワダツミ。
電装系なんぞわかる筈もないではないですか.....意外といけるかも。
シンプルすぎだろ、バイク。
少々加工が必要と判明致しましたので、バラす予行演習などしつつ、ついでに要らないものは外してしまいましょう。
まずはフロントライト下のコレ!
なんて言うの?
取手?
単独脱出が困難なシチュエーションで、奇特な我が式神たちにサルベージしてもらう時に役立つ取手。
コレ鉄かと思ったらバカ軽い。
180g。
しかし「chilly・モツもれ・ヴァ」とゆいますし取っちゃいましょうそうしましょう。
このカスタマイズにより鼻先が軽くなり、フロントアップがやりやすくなりました。注: 個人の感想です(そう感じたとはゆっていない
ついでにウィンカーを左右差し替えて上に持ってきました。
まあ....下にあるよりは転けた時に破損しづらいらしいという幻想。
機械を弄って分解するのってどうしてこんなに楽しいんでしょう。
もうしばらく雨が続きますね。
夏になれば恋しくなる長雨。
今のうちに満喫いたしましょう。
ニョロリ軽量化メーター: -180g
Posted at 2020/07/22 12:28:54 | |
トラックバック(0) |
セロー225 軽量化への道