アーシング

以前プラグを交換したら下のトルク感が太くなったので、今更ながらアーシングをTRYしてみました。

先ずはエンジンカバーを外します。

点火系はイグニッションコイル、エンジンヘッド（青丸）、純正アース（赤丸）4ヵ所、オルタネーター、スロットルボディ（緑丸）をアーシングします。

点火系は20sqのアーシングケーブルを長さを合わせてカットし、22ｰ6のアース端子を取り付けました。この太さの圧着工具は持っていませんので、タガネとハンマーで圧着し熱収縮チューブでカバーしました。また、イグニッションコイル部はこのままでは共絞め出来ないので、アース端子に段差加工をしました。

点火系は、イグニッションコイルの固定M6ボルト4本を連結してエンジンブロックを中継し、バッテリー（ー）端子に直結しました。

純正アース部4ヵ所とオルタネーター、スロットルボディは10sqのアーシングケーブルを10m分購入（250円/m）し、長さをあわせてカット、アース端子も取り付け部のボルトにあわせ8ｰ8,8ｰ6を使い分けました。ターミナル以外のアース端子は作業性を考慮し先端に切り込みを入れてクワガタ端子にしました。

アーシング接続完了（左上）。
アースケーブルは90℃の耐熱ですが、エンジンヘッド部と接触する部分は、ガラスマットを巻いてアルミホイル/ステンワイヤーで断熱保護しました（左下）。
またオルタネータ部のM8ボルトはベルト調整を兼ねているため緩めることが出来ないので、ネジの余長部にアース端子を入れてナットを追加して取り付けました（右上）。
スロットルボディは写真のブラケットのM6ナットに共絞めしました（右下）。

純正アース部は左右のサスペンションタワー部（右上、左下）、運転席側はバルクヘッド部を中継（左上）、フロントフレーム（右下）の4ヵ所に純正アースと共絞め接続しました。ターミナルはバッテリーの（ー）端子に直接設置しました（右下）。

エンジンカバーを付けて完了です。排気側は排気管に接触しない様にタワーバーに結束しました。

アーシングの効果として
①FMトランスミッターのノイズが無くなりボリュームが大きくなりました。（まちがいなく）
②1000～2000rpmの低速トルクが太くなり発進がスムーズになりました。（たぶん）

エンジンルームが若干派手になりました。
自己満足100%の整備手帳でした。