初度登録平成17(2005)年11月24日
KSP90-AHXNK(A)
妹からやってきた。新車で購入したもの。
F 2WD-FF クリームコレクション。
ローズメタリックオパール クレージュ内装
さてこのビッツ、30キロ走らせた。高速自動車国道は走らなかったけどね。でも100キロ程度出したのでその範囲での感想。
レンタカーでビッツはたくさん乗ったけど、この個体調子が悪いのか振動する。
3気筒だしね。よくできたCVTと言うべきなのかも。
つまり、プロドライバーなら絶対にやらないほどの低回転をこれでもかこれでもかと使う。しかも、これノッキングしすぎ?っていうほど進角しているんだと思う。うーん、気分は一般的にはよくないけど、これも低燃費のためなのだと割り切るとすごいなと思う。ただ、トヨタのやることじゃないな。
25キロぐらいかこれでもかっていうくらい低回転でまわしている。ちょっとアクセルを踏み込むとまずノッキング音が聞こえてきてハンドルが振動する。これ本当に効率がいいの?
次ハンドリング。
電気食い杉だろうと言う感じの電動パワステ。ホンダのそれと違って電動感が少ない。え?これ油圧?って感じだけどどうなんだ?素早い転舵でも十分ついてきて途中で重くなるなんてことも引っかかるということもない。あたかも、小松とかキャタピラーとかの100トンダンプのハンドルのようにSBBでつながっているだけで、機械的リンクがないゲームコントローラーのような操作性ですな。路面からの情報バックは振動が気になってな。。笑、情報は少ない、その際振動はしていない。
ステア特性は軽くてまり乗りにはいいくるまです。中央のほんの少しだけダルであとは急にハイレシオにステアリング。よくぞ作ったもんだ。クイックな車線変更用ですか?w
見た目スポーツカー的に楽に走らせるにはいい。
さてここまで50キロの早さまでの総合評価は、燃料食わずに楽に移動するにはきわめて最適だと思う。運転も楽。ただし、ダメな点はやっぱり低回転使いすぎで振動おおすぎ。洗浄のためにハイオク入れているからどうなることやらね。
さて時速100「程度」の話
まず、スポーツ走行すると、ターボ車ですかっていうくらいアクセルレスポンスが悪い。
踏み直しが可能なほど。
多分ABBでつながっていてCVT側の判断と準備まちなんだろうと思う。
このタイムラグ楽しくてしょうが無い。コーナーの入り口でグレーキこのして向き変えておいて、クリップ手前でももう大丈夫と思ったら、そこからアクセル全開で踏めるのだ。笑っちゃう。ターボ車そのもの。もちろんリッターNAなんだけどね。
そして、その原因であるCVTはまじでとろいね。急加速すると、んーとーんーとーって考えながら回転あげてくれる。
日産のCVTはもっと機敏だよ、日産のAT(トルコン+流星ギア)は全開時に「カチッ」って安っぽい音を残して迅速にキックダウンするけどそれとは対象的。もちろんトヨタだからマイクロスイッチは無しです。それを加味しても遅いのなんのって。
「なかなか加速しない」と前オーナーである妹が言っていたがたしかにとろい。ああ、この瞬間がトヨタ車だね。
そこでSモード、Bモード(だれ?Bモードスステレオだっていったのは、古いね、懐かしい)で走ると、CVTのコンピューターがオイコラサって考えている間にアクセルを開けさせないということもなく、アクセルレスポンスも含めて改善される。なるほど、スポーツモードなわけだな。
ハンドリングはオーバーステアになるまで追い込まなかった。
そんなわけで100キロ「程度」でのスポーツ走行の結果、限界近くで走っちゃダメ。怖いぞってくるま。アンダーにして逃げようにもアクセル踏んでまっすぐ行けという命令がどこまで伝わるか疑問でもある。そのくせ物理的につながっていないんじゃないかとも思える柔らかいステアリング操作感とで100キロで飛ばすまでが限界でそこまでなら楽のできるいいくるま。ただ、100キロで思いっきり飛ばすことは不可能ですな。
という、実にいい実用車だわ。ただ、多分燃費狙いすぎで振動やノッキングにもう少し配慮があればヨトタ車らしい。これじゃ、スズキのじいさんのところの尖った製品や、MAZDAの尖りすぎた製品じゃんと思うね。それ以外はトヨタらしい。
まぁ小さくて乗りやすいかわいいくるまです。
20190624追加
CVTにつき評価の追加変更はない。
とことん低回点を使う方針らしい。そのため振動も多め。
エンジンにつ油圧ラッシュアジャスターの異音の問題が発生したが、オイル交換により消滅した模様オイルに減りについては駐車場が若干坂道なので出先で長時間駐車の時しか計れない。まだみていない。
パワステの味付けについては、本当にジョイスティック感覚。機械的にピットマンアームやタイロッドを介しタイヤの向きを変えているとは思えない独立した操作感覚。まぁひどいもんだ!しかし、すなわちハンドルがいつでも軽くそれはそれで評価してもよいのだろう。つまり目的を常識の範囲の速度での快適且つらくちんな移動二限るのであって、走りがどうのとかうるさいこと言わないならば最高の道具。小松とかキャタピラーの100トンダンプとかこんな感じかしら?
2022年9月のラフェスタ離脱に伴いメインに格上げ。
2022年12月28日メインとして登録。
働き者です。これからもよろしくおねがいします。