X-TRE取付。

X-TRE（Timing Retard Eliminator）って？

スズキ/カワサキ等スーパースポーツバイクは
安全面、操作性、排気ガス等のため
点火タイミングの制御が行われ、
低速ギアでのパワー制御が効いています。
X-TREは1速～3速ギアでその制御を解除、
スロットルレスポンスをアップさせる、つまり
本来のフルパワーに近づけるものなんです。
さらに副次的なものとして300Kmリミッターを
カットしちゃいます。

まずシート下のECUの1本の線に割り込み配線
します。
矢印の6番（B/G)の線をカット。
作業し易いようにECUは外してあります。

このようなジェル封入タイプの結線パーツで
ハーネスの線を割り込ませます。
もう1本、電源線があるのですが、今回は
バッ直（メーカー推奨）にしました。

一方のX-TRE本体はギアポジ・センサーの
カプラーに割り込ませます。

電源ハーネスを接続して本体のLED点滅を
確認、メーターのギアポジ表示を確認したら
本体をフレーム内側にベルクロで固定します。
これで完了♪

メーカーでのパワーチェックでは2速で9PSアップ！
低速からトルクもかなり上がってます。
これくらい違うと体感できるのかな？
（データは’08モデル）

コチラは6速でのデータ。
300km/hリミッターが解除されてトップスピードが
315km/hあたりまで伸びてます。
またピークパワーも5PS程度アップしてるようです。
まあ殆ど使わない領域ですが(笑)