エアコン冷媒(HFC-134a)補充
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
DIY初エアコンガスチャージ
簡易ガスチャージホースメーター付と冷媒200g缶(HFC-134a)をセット購入。
新車から12年が経過、真夏の日中は内気循環最低温度設定でも、あまり効かなくなってきました。一度もガスチャージしていませんので、今季夏を迎える前にトライしてみました。
2
2006年式アイの冷媒はHFC-134a
補充だけならチャージホース圧力メーター付があれば、作業は意外に簡単に出来る様なので初挑戦。
フロンガスの大気中への放出は禁じられていることは、皆さんも承知の通りかと。
また、取り扱いや保管に留意しなければ、思わぬ事故や怪我を負う事になります。
なので、十分な予備知識を持たずして安易に考えている方はなさらないでください。
お約束の自己責任前提ですね。
3
サービス缶ニードルバルブ
ハンドル左回し→開栓
ニードルバルブが出ていない状態(写真左)
ハンドル右回し締め込む→閉栓
ニードルバルブが突き出た状態(写真右)
水道蛇口と同じです。
缶への装着はニードルが出ていない状態でバルブに缶をネジ込みます。
で。。。焦らないで!!(これ重要!!)
缶に穴を開けるのはまだです。
ハンドルを右に回し締め込むと缶に穴が開いてしまいます。(ニードルは穴開けも兼ねています)
穴を開ける前にやることがあります。
ホース内のエアー抜き作業です。
なので、まだ穴開けはお・預・け・(笑)
装着前にゴムシールド(緑のゴム)に損傷がないか確認もしておきます。
穴開けはまだですよ~っ!!
4
車体側クイックカプラー
(低圧Lサービスポート接続)
外側のリングを引き上げるようにスライドさせるとロック用の玉がが開放され、低圧(L)サービスポートに挿す事が出来ます。
リングを放すとロックされ接続完了です。
洗濯機のホースと同じ要領ですね(笑)
5
車両側 低圧(L)サービスポート
キャップにL表記
ここにクイックカプラーを装着するのですが。。。
まだですよ(笑)
6
接続前に暖気運転を行います。
エンジンルーム内のコンプレッサーや、配管内のガス圧を実際の状態で安定させます。
アイはエンジンが後ろなので、コンデンサまでの配管が特に長い?
作業前に手袋、顔や眼の防護等に十分留意してください。
また、当然ながらエンジンルーム内での火傷、エンジン停止していても、クーリングファンが作動している場合もあります。要注意です。
エンジンを停止し、缶をセットしたホースを低圧(L表記)サービスポートに接続します。
クイックカプラーのリングをしっかり引き上げ、ポートに接続します。
ポートに対して垂直になるように押し込み、奥迄挿入出来たらリングをスライドさせて、抜けないかロックの確認。
はっきり言って、少しでも斜めになっていると、上手く挿入出来ません。慣れですね。
穴開けはまだですよ~っ!!(くどい)
しかし手間取っていると車両側のガスが抜けてしまうので、手早くカチッと確実に。
接続完了したら...
チャージホース内のエアー抜きです。
ホース内のホコリやゴミ、水分等コンプレッサー故障の原因とならぬ様、車両側ガス圧でホース内のエアーを追い出します。
ニードルバルブ側にセット(ねじ込み)した缶を一瞬緩めて、直ぐ締め込みます。
プッシュ!!ほんの一瞬で良いらしいです。車両側ガス圧でホース内のエアーが抜けます。(火気厳禁)
缶の穴開け...まだですよ~っ!!(爆)
接続直後の圧力(写真左下)
メーターの指針はレッドゾーン
過充填...適切な整備必要???
エンジン停止時、これでいいのです。
コンプレッサーが作動していない時はレッドゾーンで正解なんだそうです。
まだですよ。。。(笑)
準備があります。
エンジンをかける
窓全開又はドア全開
エアコン A/C オン
内気循環
吹出口上側
風量最大
コンプレッサー作動時の圧力(写真右下)
メーターの指針は薄緑のゾーン
緑、薄緑のゾーン冷媒不足...要補充
(緑は負圧)
青のゾーン冷媒適量…補充不要
(一般的に青内、数値25~45らしい 車種に拠る)
黄のゾーン冷媒過充填...適切な整備必要
赤のゾーン冷媒過充填...適切な整備必要
結果...薄緑のゾーンなので補充します。
いよいよです!!
お待たせしました!!
か・い・か~~んっ!!(;´д`)
(セーラー服と機関銃...薬師丸ひろ子versionで!!)
冗談はさておき。。。
7
充填ですが、缶を逆さまにしてはいけません。逆さまにすると、気化していない冷媒が流れ込み、配管内で気化し急激に圧力が高まる事になります。
また、缶内のガス圧で冷媒が一気に噴出する恐れもあります(ペットボトルロケットの様に)。破裂やガス漏れの危険性あり。
メーター見ながら徐々にバルブのハンドルをゆっくり開きます(左回し)
私の時は、意外に驚く程の速さで針が振れました。写真を撮る為に小分けに開閉しましたが、一瞬です。2回に分けても合計1秒も掛からない程、呆気なく規定範囲内に。
缶の重さも全く変化ない感じ。
これ入ったの???でした。
残念ながら、作業前に缶の重さを量り忘れてしまい、当然ながらホースメーターも量っていません。冷媒がほぼ残っているので、空になるまでバルブから缶を外すことも出来ないですし。
充填量が分からんとです。(-_-;)
作業後の缶+ホースメーターは520gでしたので、使いきる日が来たら計算してみましょうか。
内容量200g+空容器+ホースメータ
マイナス520g =充填量...( ̄▽ ̄;)
(追記:空缶は84gでした)
しかしながら、充填量の判断は圧力なので、
規定範囲内であるのでOKです。
規定範囲内であることを確認して、バルブ閉栓。クイックカプラーを外して作業完了です。
さてさてエアコンの効き具合は如何なものでしょうか?
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