NC1 前ナンバープレート共振防止加工

マツダ・ロードスターは快適性至上主義ではなく，限られたパワーを効率よく走行性能に活かすよう作られているため，振動や共振音には一定程度目をつぶる寛容さが乗り手に求められる車のように思われます。

実際，乗っていて気になる音や振動は人によって千差万別，また後付けしたパーツやアクセサリーがそれらの発生源となることも少なくありません。

まあそれらの音や振動も多くの場合は屋根を開けて走れば殆ど気にならなくなるという粳寅Ｃ級の解決策が用意されてはいますが，冬の朝どうにも寒くて屋根を開けて走れない，そんな時に限って聞こえてくるイヤ～な異音や振動というものがある訳です。

写真をリサイズする際，はじめは近接撮影によるスマホカメラ広角レンズによく見られる「樽形歪曲収差」を疑ったのですが，よ～く見ると湾曲しているのは長辺のみで，これらの湾曲した横線はもともと湾曲した線でした。ちょっと錯覚しそう。

私にとっては 1,700rpm～2,500rpm あたりのエンジン回転数領域で前ナンバープレート周辺から聞こえてくる金属（と思しき）板同士が接触して発するビビリ音が気になって木に生って仕方が有馬（温）泉！

ナンバープレートを清掃していてナンバープレートホルダーの下縁とナンバープレート裏下側が付かず離れずで微妙に接触していることを確認したので，ここに市販の粘着材付ネオプレーン発泡ゴム製シートを 10mm✕20mm 程度に切り出したものを横並びに４箇所貼り付けて防振対策完了！

施工後少し走ってみましたが初期の目的は達成されているようです。

雨風に晒される部位なので耐候性は未知数ですが，再施工の容易な場所なので再び異音が聞こえてきたらその時に施行し直して交換の目安を改めてご報告します。