三菱自工はもっととんがったクルマを作れ！ - パジェロ

レンタカー

三菱自工はもっととんがったクルマを作れ！

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三菱 / パジェロ
エボリューション (1997年)
- レビュー日：2017年8月20日
- 乗車人数：５人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 3

デザイン：3
走行性能：4
乗り心地：1
積載性：3
燃費：3
価格：2

満足している点: 日常的に使う快適なクルマとはかけ離れたコンペティッション・マシン。
特殊なクルマであり今となっては希少車、そのクルマを所有し運転出来る事は幸せな事です。
不満な点: ニュートラル、アイドリング状態からアクセルペダルを煽った時、エンジンの反応が「ブォ～～ン、ブォ～～ン」と、ちょっとダルな感じ。
特にアクセルを離した後、回転が落ちるまでの時間が長過ぎます。
コンペ用のNAマイベックDOHCエンジンなんだから
「グワンッ、グワンッ」
と、ピックアップの鋭いエンジンにしてほしかった。
総評: 競技用車のホモロゲを取るために、採算ど返しで作った三菱自工のエゴイズムの塊のようなクルマです。

各メーカーともクルマの家電化に舵を切ったとは言え、内燃エンジンはまだまだ無くなりません。

代替え燃料(バイオ)の生産も増加してるのだから、それ用に改良した内燃エンジンを作ってもイイハズです。
カーボンゼロのバイオ燃料こそ本当の環境エンジン。
今ある内燃エンジンがそのまま使えて開発費もいらない。
安上がりなのだから政府もメーカーも代替え燃料の分野には、もっと力を注いでもいいはずです。
目新しさがない、儲からない、から駄目なのか。

某◯◯産業が水素関連事業に本腰を入れたところを見ると、やはり、将来のクルマは燃料電池車なのか？

ハイブリッド車、EV車、燃料電池車、どれも優秀な工業製品だと思いますが、クルマ文化の主体となるのだろうか？
ドライバーをワクワクさせる遊び心が欲しい。

デザイン: 3
走行性能: 4; 背の高いクロカン車でありながらコーナリングが楽しい。
運転フィーリングはSUVに近いし、私はクロカン車のGTカーと思っています。
重い車重から繰り出される迫力ある走りには満足しています。
馬力があと＋50馬力は欲しい。
乗り心地: 1; 通常走行ではスプリングレートもダンパーも固くその乗り味はコンペマシンに近いものがありますが、ハイスピード走行になると、重い車重にダンパーが負けて車体が浮いた感じになります。
特にサスがフルバンプした後の車体の収まりが良くない。
ダンパーの伸び側の衰減力が足りないのは、ノーマルダンパーの限界なのか。
積載性: 3; 不満なし。
トレーラ牽引車としても、その性能と働きぶりに満足しています。
牽引中の5ATとのマッチングも良好、頼りになるクルマです。
燃費: 3; 19万km走行したエンジンですが快調そのもの。
ビッグスロットルに換装したので、エンジンのモリモリ感がアップしました。
これは、キャンピング・トレーラ牽引時にその効果を実感しています。

不思議な事にパワーがアップしたのに、燃費については前年比で約4％アップしました。
おそらくビッグスロットル換装で空気の吸入量が増えた為、本来のエンジンのポテンシャルに近づいたからではないかと推察しています。

ほとんどチョイ乗りはせず、走れば100km位のロングドライブ。
今までの平均燃費はAT車で7.4km/L。
価格: 2
故障経験: 購入以来故障は一度だけ。
平成28年大晦日直前にオルタネーターが逝ってしまいました。
走行距離も19万km近くなので持った方だと思いますが、そのタイミングが悪かった。
ディラーも仕事納めに入る前日だったのでホント焦りました。
至急リビルド品を手配してもらい、仕事納め当日に交換作業してギリギリセーフ、めでたく新年を迎える事が出来ました。